「ソニー不動産って、どうしてこんなに評判が悪いの…」
「ソニー不動産のAI査定って、どういうことなの…」
不動産業界で今最も注目を集めているのが「ソニー不動産」。
この度、「ソニー不動産」から「SRE不動産」に名前を変更、サービス内容がさらにパワーアップしています。
「ソニー不動産」について、あなたに伝えたいことは5つ。
POINT
- AIが査定をしてくれるので、審査の精度が高い
- エージェント制を採用、売主(あなた)の立場に寄り添ってくれる
- 割引制度があるので、仲介手数料がお得
- 対応地域が狭く、実際には利用しずらい
- 査定が安い場合があるので、ソニー不動産だけに頼るのは危険
ただ、「ソニー不動産」を利用した方の評判には、「最悪」なんて口コミも…
公式サイトでは分からない、ソニー(SRE)不動産の真実に迫っていきます。

目次
最悪?「ソニー(SRE)不動産」の口コミを大公開

「ソニー不動産」を実際に利用された方の声を聞くと、良い口コミと悪い口コミの両方が…。
両方の口コミを包み隠さず明らかにしていきます。
ソニー不動産の良い口コミ
担当者が信頼できました(青山店の口コミ)

ソニー不動産を利用してよかったのは、サポ―トがしっかりしていること。
査定から契約まで同じ人が担当してくれるので、他の不動産会社のようにコロコロ変わることがありません。
不動産を売りに出すのは初めてだったので心配だったんですが、親身になって相談に乗ってくれたのが嬉しかったです。
査定内容に納得(吉祥寺店の口コミ)

ソニー不動産は「AI」が相場を元に価格を割り出してくれるから、担当者によって価格に差が出ることがありません。
査定の理由がハッキリしていて分かりやすかったので、安心して取引することができました。
手数料が安くすみました(銀座店の口コミ)

マンションを売りに出したんですが、すぐに買い手がついたので、1か月で売却することに。
5000万円の物件だったので手数料が気になっていたんですが、早く売れたので手数料が割引になるとのこと。
結局、相場の半額ぐらいの手数料になったので、本当に助かりました。
ソニー不動産の悪い口コミ
対応地域が狭すぎる…(埼玉県在住)

ソニー不動産が評判だったので、査定を頼んでみたら対象地域外でした。
営業マンに話を聞くと、東京周辺でしか対応していないとのこと…。
すばらしいシステムがあるんだから、「他の不動産屋とも提携したらいいのに」と思いました。
見積もりが安すぎる(神奈川県在住)

AIが見積もりをしてくれると聞いたので楽しみにしていたんですが、希望額には届きませんでした。
納得がいかなかったので、他の不動産屋でも見積もりを依頼したら、100万円以上高い査定額に。
AIも完璧じゃないし、ソニー不動産の査定だけだと後悔する気がします。
「おうちダイレクト」は使いにくいです(東京都在住)

仲介手数料が無料と聞いていたので「おうちダイレクト」を利用することに。
物件の掲載はしてくれたんだけど、実際の売却活動は自分達で進めていかなければならいことが判明。
大手企業にしては、サポート内容に不満が残りました。
POINT
- 関東の一部地域でしか業務を行っていない
- 他の不動産屋の方が査定額が高い場合がある

「ソニー(SRE)不動産」が評判な4つの理由

顧客満足度92%という高い評価を受けているのが「ソニー不動産」。
「ソニー不動産」が、これほどまでに評判を集める理由は4つです。
- エージェント(代理人)制を導入
- 仲介手数料が安い
- 不動産査定に「AI」を活用
- 「おうちダイレクト」でヤフー不動産と連携
1 エージェント(代理人)制を導入
普通の不動産会社の場合、営業マンは「売主」と「買主」の両方を担当。
両手取引をすることが多く、会社の利益のために行動する問題点も…。
取引 | 担当の仕方 | 仲介手数料 |
両手取引 | 「売主」と「買主」の双方の担当 | 両方から受け取る |
片手取引 | 「売主」と「買主」のどちらか一方を担当 | 片方からのみ受け取る |
対して、ソニー不動産は「エージェント制」を導入。
売主の方しか担当しないので、あなたの利益のためだけに動いてくれます。
日本では「両手取引」が許されていますが、海外では禁止されている場合がほとんどです。
2 ソニー不動産は仲介手数料が安い
仲介手数料は、法律によって「売買価格×3%+6万円(税別)」が上限と決められています。
法律で決められているのは上限ですが、通常の取引では上限額を支払うのが一般的。
1000万円の物件なら、「1000万円×3%+6万円=36万円」が仲介手数料となります。
ただ、ソニー不動産の場合、「仲介手数料はかかっただけ」が原則。
一律の手数料を取らないので、仲介期間が短いほど手数料がお得になるシステムになっています。
手数料の割引制度も充実
ソニー不動産は、手数料の割引制度も充実
- 専任割引
- 早期成約割引
- コンサルティング不実施割引
- 内覧物件数割引
- 平日ご案内パック割引
- キャッシュ割引
などの制度があるので、さらに手数料はお得になりますよ。
3 不動産査定に「AI」を活用
ソニー不動産では、不動産査定や取引に「AI」を活用。
「どこのどんな物件が、いくらで売れたのか」の情報を元に不動産を査定してくれるので、
- 価格の透明性・信頼性が高い
- 担当者の力量による違いが出ない
などのメリットが得られます。
4 「おうちダイレクト」でヤフー不動産と連携

「おうちダイレクト」は「ソニー不動産」と「ヤフー不動産」が連携して行っているサービス。
- 「ヤフー不動産」は情報を掲載、売り手と買い手のマッチング
- 「ソニー不動産」は実際の取引や内覧、契約を担当
という形での共同運営となっています。
「売主の仲介手数料が無料」というのが「おうちダイレクト」最大のメリットですが、
- 売却活動を自分でやらなければならない
- 専門家のアドバイスがもらえない
など、初心者にはハードルが高いのが現実です。
POINT
ソニー不動産は、今までの不動産業界になかった取り組みが評判を呼んでいます。

ソニー(SRE)不動産は、「物件購入」や「賃貸管理」も評判

「ソニー不動産」は、売却や査定だけでなく、「物件購入」や「賃貸管理」も展開しています。
ソニー不動産「物件購入」の評判

- 独自システム(AI技術)により物件価格を推測、購入をサポートしてくれる
- 割引制度により、仲介手数料がお得になる
- 専門のコンサルタントが中立的な立場でサポート
- ライフスタイルに応じた資金計画を考えてくれる
⇒公式サイトへ:不動産購入/ソニー不動産
ソニー不動産「賃貸管理」

- 賃貸のわずらわしい業務を丸ごとサポート
- 貸出期間を自由に設定可能
- 管理専門なので、入居者が早く見つかる
- 家賃滞納や原状回復など、補償内容が充実
- 提携のコールセンターが、24時間365日サポート
⇒公式サイトへ:賃貸管理/ソニー不動産

2019年、ソニー不動産は「SREホールディングス株式会社」に社名変更

ソニー不動産株式会社は、2019年6月に「SREホールディングス株式会社」に社名変更。
会社名を変えた理由は、
- ITプラットフォーム事業
- AIソリューション事業
にも本格的に乗り出すため。
ソニー不動産が培ってきた「AI技術」が高く評価されている証だと言えますね。
ソニー不動産の社長は「西山知良」氏

出典:ニュースイッチ
ソニー不動産を社長として引っ張っているのは「西山知良」氏です。
「西山知良」氏の経歴
- 1975年生まれ、東京都出身
- 一橋大学商学部を卒業後、2001年にアビタスUSCPAコースに入学
- 2003年、ソニー株式会社に入社
- 2014年、ソニー不動産株式会社を設立し、代表取締役社長に就任
「風戸裕樹」氏はソニー不動産を退職
当社主催の第2回 日本国際不動産アワードの情報をアップしました!
開催日:9月4日(水) 場所:アンダーズ東京
協賛:一般社団法人日米不動産協力機構(JARECO)
今年も100名参加する受賞式典(ガラディナー)を予定しています。お申込みはこちら!https://t.co/jWONM1Flkq— 風戸裕樹 KAZATO, hiroki (@hkazato) July 17, 2019
ソニー不動産と言えば、執行役員であった「風戸裕樹」氏も有名ですが退職。
現在は、シンガポールにて不動産関連ビジネスで活躍されています。
「SREホールディングズ」の会社概要
社名 | SREホールディングズ株式会社 |
本社 | 〒107-0061 東京都港区北青山3丁目1-2 青山セント・シオンビル 2F |
電話番号 | 0120-213-919 |
社長 | 西山 和良 |
資本金 | 18億2245万円 |
主要株主 | ソニー株式会社 ヤフー株式会社 |
POINT
ソニー不動産は、「西山知良」氏のリーダーシップによって成長を続けている会社です。

失敗は嘘!2018年ソニー不動産の決算は黒字

ソニー不動産の取り組みは、今までの業界にないモノだったので、当社は「失敗するのでは…」と考えられていました。
実際、なかなか評価してもらえず、立ち上げ時から3年間も赤字が続くことに…。
ところが、サービス内容は徐々に定着。
業績は着実に伸び続けていて、とうとう黒字化を達成するまでに成長。
2019年3月の決算では、
- 売上高:28億5000万円
- 営業利益:3億8000万円
- 純利益:2億2000万円
と、最高益を更新しています。
業績拡大により「上場」の可能性も
各年の売上高の推移は次の通り。
決算年 | 売上高 |
2016年 | 11憶6000万円 |
2017年 | 20億6000万円 |
2018年 | 25億9000万円 |
2019年 | 28億5000万円 |
ソニー不動産の売上高は「右肩上がり」。
営業黒字化も達成しているので、「年内に上場する」というのが一般的な見方になっています。
POINT
ソニー不動産の新しい取り組みは、不動産業界のスタンダードになりつつあります。

ソニー(SRE)不動産のデメリットは4つ

画期的な取り組みで評判の「ソニー不動産」ですが、4つのデメリットには注意が必要です。
- 東京、神奈川、埼玉、千葉エリア限定
- AIシステムが発展途上
- 不動産業界からの評判が悪い
- 見積もりの比較ができない
1 東京、神奈川、埼玉、千葉エリア限定
ソニー不動産の活動エリアは、1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)のみ。
関東地域に住んでいないと、「ソニー不動産」を利用するのが機会がほとんどありません。
2 AIシステムが発展途上
AIシステムを運用していくには、膨大なビッグデータが必要。
ただ、ソニー不動産は2014年開業と歴史が浅く、「AIシステムが完璧」とは言い難い状態…。
実際には、エージェント(代理人)の力量に左右されることが多いのが現実です。
3 不動産業界からの評判が悪い
両手取引を禁止しているソニー不動産は、同業者からの評判が良くありません。
不動産取引はネットワークが何よりも大切。
他の会社からの情報が入手しにくいので、「買い手がなかなか見つからない」可能性も出てきます。
4 見積もりの比較ができない
ソニー不動産は、1社単独運営。
見積もりを比較することができないので、本当に適正な価格なのか判断することができません。
今は、「不動産の一括査定」が常識。
ソニー不動産だけでなく、複数社で見積もりを取ることが何よりも大切です。
不動産査定なら「イエウール」がおすすめ

「ソニー不動産」と同時に利用して欲しいのが、不動産査定サイト№1の「イエウール」。
「イエウール」が評判な理由は4つです。
- 机上査定を選べば、当日見積もりも可能
- 利用者数は1000万人越え、実績№1
- 加盟店の数は1800社以上、農地の査定まで対応
- 不動産会社への審査が厳しく、しつこい営業の心配がなし
「イエウール」を合わせて利用すれば、信頼のできる査定が実現します。
関連 【不動産一括査定サイトおすすめランキング】イエウールをやってみた結果は?
【まとめ】「ソニー(SRE)不動産」の評価とは

ソニー不動産の特徴をまとめます。
POINT
- AIが査定をしてくれるので、審査の精度が高い
- エージェント制を採用、売主(あなた)の立場に寄り添ってくれる
- 割引制度があるので、仲介手数料がお得
- 対応地域が狭く、実際には利用しずらい
- 査定が安い場合があるので、ソニー不動産だけに頼るのは危険
「ソニー不動産」にはデメリットが多いのが現実。
「イエウール」も合わせて利用するのが、おすすめです。