「50坪の土地でも、アパートって建てられるのかしら…」
「どんな間取りにしたら、人気のアパートになるの…」
狭い土地の活用方法して、今評判を集めているのが「アパート建設」。
アパートを建設すれば、資産価値も上昇し、毎月安定収入を得ることができるようになります。
敷地50坪のアパートについて、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 同じ50坪の土地でも、地域によって建てられるアパートが違ってくる
- 都市部で建てようとすると、ワンルーム条例に引っかかる可能性大
- ファミリー世帯向けのアパートにすれば、収入も安定する
ただ、狭い土地には制約も多く、思うようなアパートを建てられない方が多いのも事実…。
建築会社が教えない、狭小アパートの真実に迫っていくことにします。

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土地50坪のアパート建設は「建ぺい率」に注意
出典:SEIWA
「建ぺい率」とは、「土地面積の何%まで建物を建てていいか」を定めたもの。
同じ50坪の土地でも、
- 建ぺい率30%⇒15坪
- 建ぺい率80%⇒40坪
と、「建ぺい率」によってアパートの大きさが全く違ってきます。
「建ぺい率」は地域によって差がありますが、
- 都市部:80%
- 住宅街:30~60%
に設定されていることがほとんどです。
土地の「容積率」にも注意
「容積率」とは、「土地面積の何%まで延べ床面積が認められるか」を定めたもの。
同じ50坪の土地でも
- 容積率200%⇒延床面積100坪まで
- 容積率500%⇒延床面積250坪まで
と、「容積率」によってマンションの高さが全く違うモノに。
住宅街ほど「建ぺい率」・「容積率」が低いので、低層アパートしか建てられない地域も多くあります。
土地の広さが同じでも、地域によって建てられるアパートは大きく違ってきます。

50坪のアパート建築費用を30坪と比較

アパートの坪単価は、構造体によって大きく違ってきます。
骨組構造 | 坪単価 |
木造(W) | 40~60万円 |
軽量鉄骨造(S) | 50~70万円 |
重量鉄骨造(S) | 60~80万円 |
鉄筋コンクリート造(RC) | 70~100万円 |
鉄骨鉄筋コンクリート造(SRC) | 60~80万円 |
コンクリートブロック造(CB) | 80~100万円 |
3階建てアパートの建築費用
30坪・50坪の土地に、3階建てのアパートを建てた時の費用相場は次の通り。
構造 | 土地30坪 | 土地50坪 |
木造 | 2160~3240万円 | 3600~5400万円 |
軽量鉄骨 | 2700~3780万円 | 4500~6300万円 |
重量鉄骨 | 3240~4320万円 | 5400~7200万円 |
鉄筋コンクリート造 | 3780~5400万円 | 6300~9000万円 |
鉄骨鉄筋コンクリート造 | 3240~4320万円 | 5400~7200万円 |
コンクリートブロック造 | 4320~5400万円 | 7200~9000万円 |
POINT
50坪のアパートの場合、「木造」か「軽量鉄骨」を選ばられる方がほとんどです。
関連 【30坪のアパート建築費用は嘘】賃貸併用住宅の間取りは?
50坪の1Kアパートの部屋数は?

50坪の土地でアパートを建てると、1フロアの床面積は30坪(約100㎡)となるのが一般的。
30坪(100㎡)の床面積なら、
- ワンルームや1K(25㎡):1フロアで4戸
- 1LDK(40~50㎡)以上:1フロアで3戸
の部屋数が確保可能。
特に「変形敷地」の場合には、土地の形を活かした間取りのプランニングは欠かせなくなります。
ワンルーム条例に注意
東京などの都市部では、ワンルームアパート建設が条例で規制させている場合があります。
というのも、大学生や年収の低い住人が多くなってしまうと、住民税が地方に入ってこないから。
東京の豊島区など、1戸あたり50万円の課税をされる場合もあります。
地域によって規制の有無や内容が違うので、それぞれの自治体に確認することが大切です。
50坪の土地にアパートを建てる場合は、地域のニーズに合った間取りにすることが大切です。

50・60坪アパートのおすすめ間取り集

50坪前後のアパートにおすすめの間取りは次の3つです。
① 50坪の1Kアパートの間取り
出典:リバティーホーム
建築費用 | 3300万円 |
工法 | 軸組工法(在来工法) |
敷地面積 | 165㎡(50坪) |
延床面積 | 198㎡(60坪) |
50坪の土地に、少し広めの居室を配置したワンルームタイプの間取り。
1階と2階で間取りを変えることで、それぞれのニーズに合った入居者を呼び込むことが可能です。
また、2階は周りからの視線が気にならないので、女性の入居希望者が多いのが特徴です。
② 50坪の2LDKアパートの間取り
出典:リバティーホーム
建築費用 | 3300万円 |
工法 | 軸組工法(在来工法) |
敷地面積 | 165㎡(50坪) |
延床面積 | 198㎡(60坪) |
50坪の土地に建つ、2LDKが3戸の間取り。
「1LDK」や「2LDK」の少し広い間取りにすれば、家賃も高く設定可能。
メゾネットタイプにすれば、「一戸建ての気分を味わえる」とファミリー世帯に人気の物件に。
カップルやファミリーなら長期間入居してくれるので、アパート経営も安定します。
③ 60坪の賃貸併用住宅の間取り
出典:サンヨーホームズ
工法 | 鉄骨造(3階建て) |
敷地面積 | 207㎡(62坪) |
延床面積 | 302㎡(91坪) |
60坪の敷地に建つ賃貸併用住宅で、
- 1階に1LDKを2つ
- 2階に2LDKを2つ
の間取りとなっています。
1階に賃貸4邸分の共有ポーチを設置。
共有部分を最小限にすることで、部屋を広く取ることができ、管理費の負担も少なくなります。
50坪の土地があれば、間取りの選択肢も増え、地域のニーズに合ったアパートを建てることができます。

相場では分からないアパート建設費用

坪単価で計算される建築費は、あくまで本体工事費のみ(全体の70%ほど)。
本体工事費とは、アパートやマンションなどの建物を建てる際の工事費用のこと
実際にアパートを建てようとすると
- 別途付帯工事費(全体の20%ほど)
- 諸費用(全体の10%ほど)
が別に必要になってきます。
本体工事費の内訳(全体の70%)
仮設工事費、基礎工事費、木工事費、屋根・板金工事費、外装工事費、サッシ・ガラス工事費、タイル・左官工事費、断熱・気密工事費、木製建具工事費、金物工事費、電気・水道工事費空調工事費、防腐・防蟻工事費、内装仕上げ工事費、住宅機器設備工事
別途工事費の内訳(全体の20%)
外構工事費、解体・伐採費、建築確認申請手数料、引き込み工事、敷地測量費、地盤調査費、地盤改良工事費、設計・監理料
諸費用の内訳(全体の10%)
印紙税、登録免許税、不動産取得税、登記手数料、融資手数料、団体信用生命保険、火災保険料、固定資産税、都市計画税
POINT
本体工事費(坪単価)の2~3割増しの費用を見積もっておくことが大切です。
関連 【マンション建設費用の内訳ガイド】建築費や坪単価以外に必要なお金とは?

安いアパートを建てるなら「建築費シュミレーション」がおすすめ

坪単価で建築費用を考えても目安にしかならず、実際にはほとんど役に立ちません。
本当の建築費用を知りたければ、それぞれの建築会社に見積もりを取ることが大切。
今、アパートの見積もりを取りたい方に人気のサービスが、3分で一括請求できる「タウンライフ土地活用」。
「タウンライフ土地活用」を利用すれば、
- 地域に合った「土地活用プラン」
- 建築費用などの「お見積り・収支計画書」
- 活用地周辺の「市場調査書」
という3つの土地活用計画書を無料で、全国200以上の建築会社から取り寄せることができます。
実際に「タウンライフ土地活用」を利用して分かったメリットは5つ。
POINT
- 資料がもらえるだけでなく、経験豊富なプロに相談まで出来る
- 土地を持っていない方には、土地の提案までしてくれる
- マンション経営から土地売却まで、幅広いプランに対応
- 優良企業しか加盟できないので、安心して利用できる
- 期間限定キャンペーン実施中なので、今が最大のチャンス
サポート体制が充実しているので、初心者でも安心して利用できるのが「タウンライフ土地活用」の特徴です。
関連 【安い建築費のアパートは危険】相場より格安になる理由とは?
相見積もりを取れば建築費も安くなる

アパートの価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
大手建築会社になれば、建設費の半分は広告・宣伝費だと言われています。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、相見積もりを取れば3000万円以上の値引きも可能になってきます。
「タウンライフ」で相見積もりを取れば、安くて品質の高いマンションを建てることができます。
関連 【タウンライフ土地活用の評判・口コミは嘘】土地探しから可能って本当なの?
【まとめ】アパートはいくらで建てられる?
アパートの建築費についてまとめます。
POINT
- 同じ50坪の土地でも、地域によって建てられるアパートが違ってくる
- 都市部で建てようとすると、ワンルーム条例に引っかかる可能性大
- ファミリー世帯向けのアパートにすれば、収入も安定する
本当の建築費用を知りたいなら、「タウンライフ土地活用」の利用は必須だと言えますね。
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