「どうやったら、理想の建築家に出会えるのかしら…」
「いい建築家って、どんなことをチェックしたら分かるの…」
よりデザインにこだわった家を建てたいなら、建築家に依頼するのがおすすめ。
ただ、建築家と出会う機会は少なく、理想のパートナーに出会いにくいのが現状です。
建築家の探し方や選び方について、あなたに伝えたいことは5つ。
- 「1級建築士」など、資格で判断するのは間違い
- 地元に根差した建築家の方が家づくりに成功しやすい
- どうしても見つからない場合は、マッチングサイトの利用がおすすめ
- 建築家選びで1番重要なのは「コミュニケーション能力」
- キャンセル料を確認しておくと、後でトラブルになりにくい
ただ、安易に建築家を選んでしまい、裁判などのトラブルに発展する方が多いのも事実…。
事務所のホームページでは分からない、建築士の真実に迫っていくことにします。

目次
設計事務所(建築士)の特徴

設計事務所とは、1級建築士や2級建築士、木造建築士などの有資格者が運営する事務所のこと。
設計士事務所の家づくりは、
- 設計は設計事務所
- 施工は工務店
というように、設計と施工で別々の契約を結ぶのが特徴です。
また、設計だけでなく、工事の施工管理も建築家の大切な仕事。
施工管理って…
工事が設計通りに進んでいるかを確認し、必要に応じて修正指示を出すこと
建築家に依頼すると、工務店とタッグを組んで家づくりを進めていくことになります。
図面の作成だけでなく、施工管理能力まで考えて、建築家を選ぶことが大切です。
関連 【注文住宅は設計事務所?】ハウスメーカーとの違いは耐震性にあり

失敗しない良い建築家の探し方

まずは、自分が家を建てようとしている地域に、どんな建築家がいるかを知ることが大切。
地域に根差した建築家を選ぶメリットは次の通りです。
- 地域の風土や環境を熟知している
- 土地の相談もできる
- 打ち合わせに通いやすい
- 工事現場に何度も足を運んでもらえる
- アフターケアの相談が気軽にできる
- 地元の工事関係者をよく知っている
建築家の調べ方
googleなどの検索サイトに「○○市 建築家」と打ち込めば、それぞれの地域にある設計事務所の情報を得ることができます。
設計事務所のホームページを見る時は、建築家が手掛けた過去の作品をチェックすることが大切。
過去の作品集を見れば、建築家が得意としている家づくりの特徴を知ることができますよ。
POINT
地域の実情をよく知っている建築家に依頼するのが安心です。

建築家登録サイトでのマッチングもおすすめ

建築家を探す時には、次の3つの登録サイトを利用するのもおススメです。
- sumika(スミカ)
- R+house(アールプラスハウス)
- 日本建築家協会(JIA/CPD)
1 募集もできる「sumika(スミカ)」

「SuMiKa」は、家づくりのパートナーとなる建築家や工務店を無料でマッチングしてくれるサイト。
「SuMiKa」には、建築家を含めて1700人以上の専門家が登録されているので、家づくりで困りごとがある時に利用するのもおススメです。
⇒公式サイトへ:好きに暮らそう「SuMiKa」
2 R+house(アールプラスハウス)

「建築家との建てる家を、身近に、手軽に」をコンセプトにしているのが「R+house(アールプラスハウス)」。
建築家住宅では、2年連続で供給数№1を誇っています。
⇒公式サイトへ:R+house
3 日本建築家協会(JIA/CPD)

日本建築家協会(JIA)は、建築家が集まる公益社団法人。
建築家の資質向上のために、職能研修(CPD)を定期的に行っていることでも有名。
「日本建築家協会」には約5000人の建築家が登録されていて、無料相談も行っています。
⇒公式サイトへ:日本建築家協会(JIA)
POINT
多くの建築家が登録している分、能力を見極めることが大切になってきます。

建築家のテイストを知りたいならオープンハウスがおすすめ

過去の作品をチェックすることは大切ですが、ネットの情報に頼りすぎるのも問題。
建築家を知る上で1番重要な情報は、実際に建ててもらった方の評判や口コミです。
ただ、建てた知人でもいない限り、なかなか情報は得にくいモノ。
建築家の家づくりを知りたいなら、「オープンハウス」に参加するのがおすすめ。
オープンハウスとは…
入居前の家の内部を公開し、自由に見学してもらうことで理解度を高める販売促進活動のこと。
実際の家を見学すれば、
- 風の流れ・光の入り方
- 素材の手触りや匂い
- 間取りや動線の細かい配慮
など、写真では分からない建築家の本当の実力を知ることができます。
オープンハウスは事前予約制
オープンハウス見学には、基本的に事前申し込みが必要です。
ただ、設計事務所のオープンハウスは、開催の1週間~2週間前に決まることがほとんど。
情報を見逃さないためには、ホームページをこまめにチェックすることが大切です。
実際の家を見れば、あなたの求めている建築家かどうかがすぐに分かります。

いい建築士の選び方

建築士を選ぶ時は、実際に会って話をすることが大切。
契約を結ぶのは実際に設計をする段階になってからなので、面談をしたからと言って契約する必要は一切ありません。
最初の面談時間は、1~2時間ほど。
ほとんどの設計事務所で、最初の面談を無料にしています。
建築家との最初の面談では、次の6つの点を確認することをおススメします。
- 土地探しの相談にのってもらえるか?
- 打ち合わせの回数は何回か?
- 現場監督はやってくれるのか?
- 家づくりのスケジュールや工期は?
- 設計料はどれくらいか?
- 支払いのタイミングは?
1 土地探しの相談にのってもらえるか?
「実際の土地にどのような家が建てらるれか」は、専門家でないとなかなか分からないモノ。
ただ、建築家によって、
- 土地探しから付き合ってくれる
- 土地の契約が済んでから設計を受ける
という、2つのパターンに分かれます。
家づくりに土地選びは欠かせない要素なので、土地探しを依頼できる建築家だと安心です。
関連 【土地探しのコツ】後悔・失敗しないためのポイントや方法
2 打ち合わせ回数や間取りの変更は何回?
対応の仕方は事務所によって様々で、
- 上限を〇回までと決めている
- 基本的には〇回、要望によって増減
- 納得がいくまで何回でも
など、打ち合わせの回数も大きく違ってきます。
「あなたが設計にどれだけ時間をかけたいか」も、建築家選びの大きな要素です。
3 現場監督はやってくれるのか?
最初に「工事の施工管理も建築家の大切な仕事」と書きましたが、設計しか請け負わない事務所も多くあります。
「家の完成まで責任を持ってくれるのか」は、必ず確認したいポイントの1つです。
4 家づくりのスケジュールや工期は?
ハウスメーカーと建築事務所では、家づくりにかかる期間が大きく違います。
- 建築事務所:1年~1年半
- ハウスメーカー:3ヶ月~6か月
完成までのおおまかな流れと時間を確認しておくと、安心して家づくりに取り組めます。
5 注文住宅の設計料はどれくらいか?
建築事務所の場合、設計料(設計管理料)は工事費の10~15%ほどが相場。
ハウスメーカーの場合、設計料は5%前後が相場です。
ただ、有名建築家になるほど高い設計料がかかり、最低設計料を設けている場合も。
事務所が「どんな料金体系を設定しているのか」を確認しておくことが大切です。
全体的な予算も把握しておく
実例を見せてもらいながら、実際の工事費用を聞いておくことも大切です。
ステキな家になるほど、それだけ多くのお金がかかる場合がほとんど。
おおまかな相場を知っておけば、見積もりが出てから慌てることもなくなります。
関連 【見積もり書を公開】注文住宅シュミレーションが実際に意味ない3つの理由
6 支払いのタイミングは?
設計事務所に家づくりを依頼する場合、
- 設計料⇒設計事務所
- 工事費⇒工務店
と、お金の支払い先が2つになり、3~5回に分けて費用を支払うのが一般的。
回数だけでなく、「どの時点で・どれくらいの費用を支払うのか」まで確認しておいてください。
気になることがあれば、どんどん質問することが大切。答えを聞く中で、あなたとの相性も見えてきます。

1級建築士をもっていない建築家は「クズ」ではない

建築家を資格で判断される方が多くいますが、資格はあくまで「肩書き」に過ぎません。
実際、一度も図面が引いたことがない人でも、「1級建築士」の免許を取ることができた時代があるのも事実。
資格よりも「どんな経験を積んで来ているか」の方が重要です。
1級建築士と2級建築士の資格の違い
1級建築士 | 2級建築士 | |
建築できる範囲 | 制限なし | 戸建住宅まで (木造なら3階建てまで) |
認可 | 国土交通大臣 | 都道府県知事 |
戸建て住宅については、1級建築士も2級建築士も違いはありません。
むしろ、戸建て住宅を専門に扱う2級建築士の方が経験豊富な場合も多くあります。
ファッション(服装)で建築士を判断するのもダメ
大手建築事務所であれば、スーツやオフィスカジュアルな服装の方がほとんど。
ただ、小規模な設計事務所だと服装は自由な場合が多く、
- Tシャツや短パン
- 茶髪でボサボサな髪型
など、ラフな格好の建築士を見かけることも。
建築家はクリエイティブな仕事のため、見た目や恰好で判断しても意味はありません。
コミュニケーション能力や性格は重要
建築家と付き合いは家を建て終わった後も続き、なかには一生続く場合も…。
そのため、建築家との相性はとても重要。
たとえ、設計する家がステキでも
- 話を聞いてもらえない…
- 緊張して本音で語れない…
など、会話がしにくいと感じたなら、設計士を変えた方がいいかもしれません。
建築家ときちんとコミュニケーションできる関係を築けるかどうかが、最重要ポイントです。

建築士の断り方

相性や設計の内容に満足できない場合は、正直に断るのが1番。
と、なるべく早めに伝える方が相手に親切です。
最初の段階で「複数の建築事務所に声をかけています」と伝えておくと、相手も心づもりしやすくなりますよ。
キャンセル費用の確認も重要
最初の面談の段階で、キャンセル料の確認をしておくことが大切。
というのも、キャンセル料を確認していなかったために、お金でトラブルになるケースが多くあります。
契約後であれば、打ち合わせが進むにつれて違約金も高くなっていくので注意してください。
無料で断るのが心苦しい場合は…
無料で断るのが心苦しいなら、「菓子折り」などを持参してはどうでしょうか?
遠方から何度も現地に来てもらっているなら、交通費として3万円ほどを包んで渡すのもいいかもしれません。
【まとめ】いい建築家の決め手
建築家の探し方や選び方についてまとめます。
- 「1級建築士」など、資格で判断するのは間違い
- 地元に根差した建築家の方が家づくりに成功しやすい
- どうしても見つからない場合は、マッチングサイトの利用がおすすめ
- 建築家選びで1番重要なのは「コミュニケーション能力」
- キャンセル料を確認しておくと、後でトラブルになりにくい
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。
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注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
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私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。

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