「住宅展示場って初めてなんだけど、どうしたらいいのかしら…」
家づくりで大事なことは1つは、どこのハウスメーカーで家を建てるか。
ネットでもハウスメーカーについて調べることはできますが、やっぱり、実際に観て・触れることが大事ですよね。
一番お手軽な方法が、住宅展示場に行き、モデルハウスを観ること。
住宅展示場に行けば一度に多くのハウスメーカーに出会うことができ、それぞれの特徴を知る事ができます。
でも、住宅展示場に建っているのはあくまでモデルハウス!
広々とした家に豪華な造り、よほど資金に余裕が無ければ、決してモデルハウスのような家を建てることはできません。
モデルハウスにだまされて後で後悔しないために、展示場見学のポイントを紹介することにします。
コンテンツ
初めてでも安心!住宅展示場を見学する前の5つのポイント

住宅展示場に初めていく時は、どんなところが気になるモノ。
住宅展示場は決して難しい場所ではありませんが、事前に準備しておくと、より有意義な時間が過ごせます。
- チラシやホームページを見て、見学先を絞りこんでおく
- 無料のセミナーを活用する
- イベントをチェックしておく
- 新居でも使う家具や家電の寸法を測っておく
- 建てられている家のタイプを調べておく
1 チラシやホームページを見て、見学先を絞りこんでおく
一日に展示場で見ることのできるモデルハウスの数は、5件が限度です。
それぞれのモデルハウスには常駐の営業さんが居て、自分のハウスメーカーの魅力をたっぷり話してくれます。
営業さんの話だけでなく、実際に設備に触れることも大切なポイントなので、隅々まで見て回ろうと思えば、1件につき最低30分はかかります。
私は最高で1日に10件のモデルハウスを見て回ったことがありますが、「どこで・何を見て・どんな話をしたのか」が分からなくなり、意味のない一日に。欲張り過ぎは禁物!
たくさん回ることよりも、気になったことがあればメモをとったり、写真をとったりして、後で忘れないようにすることが大切
2 無料のセミナーを活用する
展示場ではよく無料のセミナーを開催しています。
- ファイナンシャルプランナーによる住宅ローン
- 減税などの税金対策
- 太陽光発電の現状
- 住まいのインテリア講座
など、時によって様々。
私は最初、家造りの知識が全くと言っていい程無かったので、何回か無料のセミナーに参加させてもらいました。
無料と言っても、その道のプロの方のお話なので、本当に参考になりますよ。
3 イベントをチェックしておく
住宅展示場では、週末や祝日に合わせてイベントをしています。
「家が欲しい」と思う方の大半は小さなお子さんがいる家庭なので、ヒーローショーなど人気。
しかも、イベント開催時にはハウスメーカーも自分の所にお客を呼び込もうと、プレゼントを用意してくれています。
- タオル
- お皿
- 日用品
- おもちゃ など
なかにはプレゼント目当てで展示場に訪れる方もいるぐらい。
せっかく行くなら、土日や祝日などのイベントに合わせて展示場を見学するのがおススメです。
打ち合わせをしたり、営業担当とじっくり話をしたい場合は、イベント時を避けると落ち着いた雰囲気で見学することができます
4 新居でも使う家具や家電の寸法を測っておく
新居でも使いたい家具・家電の寸法、持っているものの量などをあらかじめ調べてから行くと、見学の際に実際の暮らしをより具体的にイメージしやすくなります。
5 建てられている家のタイプを調べておく
ハウスメーカーもたくさんありますが、1つのハウスメーカーの内でも、様々なタイプの住宅シリーズがあります。
住宅展示場に一番多くモデルハウスを建てているのは一条工務店ですが、一条工務店だけとっても見ても、これだけのシリーズがあります。
- 洋風セゾン
- ブリアール
- ファミーユ
- 円熟の家
- アシュレ
- i-cube(アイ・キューブ)
- i-smart(アイスマート)
関連 【真実】一条工務店の評判・口コミ!アイスマートは高い?
「行こう!」と思っている住宅展示場にどんなシリーズの建物が建っているかはチェックしておくことが大切です。

住宅展示場見学で予約は必要?

予約がなくても、住宅展示場でモデルハウスを観て回ることはできます。
ただ、土・日やイベント時など混雑している時には、思ったように回れないことも…。
お目当てのハウスメーカーがあるなら予約をしておくことで、決められた時間にスタッフに案内をしてもらえます。
営業さんの方も、わざわざ予約をしてまで来てくれたお客さんにはより丁寧に接してくれるはず。
ハウスメーカーを具体的に絞っていく段階になれば、予約しておくことをおススメします。

【住宅展示場見学】当日の持ち物や服装のポイント

住宅展示場を見学する時には、服装と持ち物に気を付けることも欠かせません。
1 見学当日の服装
- 脱ぎ着しやすく、履きなれた靴
- 身軽な服装
住宅展示場を見学するときは、動きやすいラフな格好がおススメ。
というのも、住宅展示場は広い敷地のところが多く、歩くだけでも大変ですし、モデルハウスのなかを観るたびに靴を脱ぎ着しないといけません。
ただ、ジャージのように崩しすぎるのも問題。
冷やかしや遊び程度の気持ちで見学に行くなら構いませんが、家づくりを真面目に考えているなら、相手に失礼のない恰好をするのもマナーです。
営業担当もお客さんの本気度を測るために、服装もチェックしています。
2 見学当日の持ち物
- 筆記用具
- メモ帳
- メジャー
- カメラ
- 丈夫で大きな袋
たくさんのモデルハウス回っていると、だんだんと記憶が曖昧にあり、どこのハウスメーカーだったか分からなくなってくるので、気付いたことはすぐにメモしておくことが大切です。
部屋の広さや収納の大きさなど、メジャーできちんと寸法を測って記録しておくと、実際に打ち合わせをしていく時に助かります。また、写真で記録しておくのも便利ですが、撮影可能かどうかは確認してくださいね。
モデルハウスを訪ねるたびに、カタログやパンフレットをもらうことになるので、大きなカバンがあると便利。
また、ハウスメーカーごとに、訪れてくれた人にちょっとしたプレゼントもあるので、景品を入れておくのにもカバンは役立ちます。
【モデルハウスの見学】7つの注意点

住宅展示場についたら、各ハウスメーカーのモデルハウスを回ることになります。
- 住宅展示場についたらまずはセンターハウスへ
- オプションか標準仕様かをチェックする
- モデルハウスの間取りは参考程度に考える
- 分譲地を調べる
- 営業さんとの相性をチェック
- 気になることはどんどん質問をする
- キャンペーンに騙されないようにする
1 住宅展示場についたらまずはセンターハウスへ
センターハウスには、展示場全体の案内図が載っています。
住宅展示場にはたくさんのモデルハウスがありますが、一日に回れるのは3~5軒程度。
広大な敷地でムダに歩き回らないためにも、どの順番に訪ねたらいいか考えて行動することが大切です。
また、それぞれのモデルハウスのトイレは利用できないので、センターハウスのトイレで用を足すことになります。
各モデルハウスでも、記念にプレゼントをもらえますが、センターハウスでもプレゼントをもらえる場合があるのでしっかりゲットしてくださいね(笑)。
2 オプションか標準仕様かをチェックする
住まいの設備は、2つ分けて考える必要があります。
- 設置費用がかからない標準装備
- 別料金が発生するオプション
モデルハウスは「家を建てたい」という思いが膨らむように、プロのインテリアコーディネーターに依頼してデザインされています。
豪華なモデルハウスになればなるほど、別料金が発生するオプションばかり展示されてあることがほとんどです。
モデルハウスの雰囲気に騙されて契約すると後で後悔することになります。
オプションや建築に関わる諸費用を含めると、実際の坪単価は20万円~30万円アップすると言われています。
私は一条工務店で家を建てましたが、最初の坪単価は60万円だったのに、最終的には80万円に膨れ上がっています。
3 モデルハウスの間取りは参考程度に考える
モデルハウスが豪華なのは内装だけではありません。
一般的な住宅よりも敷地面積が大きく、リビングやキッチンなど各部屋も広く造られています。
広く豪華なモデルハウスは間取りの参考にはなりにくいですが、広さの感覚を養うのには役立ちます(6畳だとこれくらいの大きさになるなど…)。
4 分譲地を調べる
家づくりにおいて、ハウスメーカー選びと同じぐらい大事なのが、土地選び。
土地選びに悩んだら、大手のハウスメーカーが扱っている分譲地もおすすめです。
分譲地とは条件付き住宅のこと。つまり、土地を買うとそのハウスメーカーの家を建てないといけなくなります。
ハウスメーカーがわざわざ土地を買って販売するということは、家とセットにしても売れる自信があるということ。
分譲地は利便性が良く、周りの土地よりも坪単価が安くなっている場合が多いので、家を建てる土地としては安心。
ただし、分譲地住宅にはデメリットもあるので注意が必要です。
関連 【分譲地のメリット・デメリット】トラブルと場所選びに注意
5 営業さんとの相性をチェック
基本的にどのハウスメーカーも、展示場に訪れた時に対応してくれた営業さんが、その後の家づくりも担当することに。
営業さんとは1年以上付き合う人も珍しくありませんし、営業さんと言っても、新人からベテランまで様々。
私も1年以上営業との付き合いましたが、一番大切だと感じるのたのは応対の仕方。
話しかけやすかったり、疑問を投げかけたりした時に、きちんと答えてくれるかどうかが大切なポイントです。
6 気になることはどんどん質問をする
ハウスメーカーの特徴を知る上でも、営業担当の実力を知る上でも、気になることはどんどん質問することが大切です。
- 他のハウスメーカーと違って、どんな特徴があるんですか?
- 実際の建築費用はどれくらいですか? など
質問をする上でチェックして欲しいポイントは2つです。
① 営業担当の話をうのみにはしない
どの営業担当も自社の魅力を分かりやすく語ってくれますし、なかには、他社のハウスメーカーの問題点を教えてくれる営業さんもいます。
ただ、営業担当は契約を勝ち取ることが目的なので、自社の弱点はまず教えてくれません。
どんなハウスメーカーにも苦手な分野が必ずあるもの。
営業担当の話だけでなく、いろいろなハウスメーカーを巡り、メリット・デメリットをしっかり把握した上で選ぶ必要があります。
② 回答の仕方で営業担当の能力が良く分かる
どれだけベテランの営業担当も家づくりのすべてを知っているわけではありません。
できる営業担当ほど、明確な答えを返してくれますし、分からない点はきちんと確認をとってから返答してくれます。
逆に曖昧な回答でごまかそうとする営業担当は要注意だと言えます。
7 キャンペーンに騙されないようにする
営業担当にとって大切なのは契約を取り付けること。
そのため、どの営業担当もキャンペーンの話を持ち出します。
「来月になるとキャンペーンが終了するので、契約するなら今です!」
キャンペーンの話は決してウソではありませんが、注意が必要です。
というのも、あるキャンペーンが終了すれば、また新しいキャンペーンが始まるから。
キャンペーンの中身は違ってきますが、値引きの価格的には大きく違わないのが現状。
キャンペーンに合わせて契約するのは得策とは言えません。

住宅展示場のアンケートに関する2つの疑問

住宅展示場のモデルハウスを訪れると、必ずアンケートを書かされます。
アンケートには
- 住所
- 氏名
- 電話番号
などの個人情報を書くところがあり、営業さんはその情報をもとに、電話をしたり、案内をおくったりと営業活動をしてきます。
なかには家に訪ねてくる熱心な営業さんもいたり…。
お目当てのハウスメーカーであれば嬉しいかもしれませんが、興味のないハウスメーカーに何度も訪ねてこられるのは困りますよね。
そこで、アンケートに関する2つの疑問にお答えします。
1 アンケートは拒否できるの?
アンケートを書きたくなければ、拒否しても大丈夫です。
「家の情報をもっと知りたい」と思ったときにだけアンケートを答えるようにすると、ムダな営業がなくなり、断る時間も少なくてすみます。
また、全部の欄を埋める必要もありません。
電話をして欲しくない時や家に訪ねて欲しくない時は、メールアドレスだけ書いて情報を送ってもらうようにするのも1つの手です。
ただ、アンケートを書かないということは、そのハウスメーカーに興味がないということなので、営業さんも熱心に説明してくれないかもしれません。
2 アンケートの断り方は?
アンケートを断る場合は正直に断るのが一番です。
「家を買うのはずっと先なので…」
というようなあいまいな回答だと、逆にいろいろ質問されて面倒な場合が多々あります。
きっぱりと
「他のハウスメーカーに決めていますが、見せてもらえますか?」
「アンケートは書きたくないんですが、見学させてもらっていいですか?」
など、アンケートに答える意思がないことを見せるのが一番分かりやすく、営業さんもムダな営業をしなくて済むので助かります。
断ると悪い気がするかもしれませんが、営業さんにとって断られるのは日常茶飯事なので気にする必要は全くありません。

遊びに行くはOK?住宅展示場のプレゼントについて

住宅展示場は、たくさんのお客さんに来てもらうために、様々なイベントやプレゼントを用意しています。
住宅展示場に遊びに行くはOK?
まったく問題ありません。
私自身、家を建てた後も、ヒーローショーなどのイベントに合わせて、子どもを連れて住宅展示場を何度も訪れています。
住宅展示場にとって一番ツラいのは来場者が少ないことです。
契約を結ばなかったとしても、口コミを通して別のお客さんがくる可能性はあるので、ハウスメーカーの方でも気軽に訪れて欲しいと考えています。
ただ、見学者としてのマナーやルールは守るべきですけどね。
プレゼント(景品)目当てでもいいの?
残念ながら、プレゼント(景品)目当てだけにモデルハウスを訪れるお客さんも少なからずいます。
ハウスメーカーとしては、冷やかしのお客さんがいることも織り込み済みです。後は、個人のマナーの問題ではないでしょうか?

住宅展示場を見学した後にすべき2つ注意点

モデルハウスを見学して、気にいったハウスメーカーがあれば、仮契約を結ぶことになります。
注意しないといけないのは、仮契約と言っても、契約金を払う必要があること。
契約金の額はハウスメーカーによって違いますが、大手のハウスメーカーであれば100万円程度です。
仮契約と言えど、契約であることに代わりはないので、モデルハウス以外にも情報を集める方法を2つ載せておきます。
- 完成見学会で実際の家を知る
- 工場見学で詳しく知る
1 完成見学会で実際の家を知る
モデルハウスは広い敷地に豪華な内装と、実際の家づくりには当てはまらない点が多々あります。
それぞれのハウスメーカーで家を建てると「実際にはどんな家になるのか」を知る一番の方法は、完成見学会に参加することです。
私の場合、モデルハウスを見た時は〇〇ハウスが一番魅力的に映っていましたが、完成見学会で実際の家を訪ねてみて、「なんだ、この程度かあ~」とガッカリした経験があります。
一条工務店などハウスメーカーのなかには、完成見学会ではなく、入居宅訪問を実施しているメーカーもあります。
関連 一条工務店【入居宅・お宅訪問】必ずすべき12の質問!謝礼や手土産は?
2 工場見学で詳しく知る
大手ハウスメーカーのなかには、もっと詳しく特徴を知ってもらおうと工場見学を実施しているところがあります。
工場見学も様々なイベントや特典があるので、契約する前にはぜひ訪れて欲しい場所の1つです。
関連 これが新しい抽選会!一条工務店工場見学「住まいの体験会」レポート
【住宅展示場見学のコツ】まとめ
住宅展示場見学のポイントをまとめます。
POINT
- 展示場を訪れる前に情報収集する
- 時間がないなら予約をしておくとスムーズに見学できる
- 展示場には家族連れにうれしいイベントやプレゼントがいっぱい
- モデルハウスでは、営業担当に気になることをどんどん質問する
- アンケートは断っても問題なし
- 初めてでも気軽に訪ねてOK
住宅展示場は家づくりのイメージを掴むためには最適な場所ですが、展示されているのはあくまでモデルハウス。
モデルハウスの雰囲気だけで、ハウスメーカーを判断することがないように注意してください。
あなたに合った理想の家を建てる方法

家造りって悩むことばかりですよね!
私は一条工務店のアイスマートで家を建てましたが、家造りで一番難しかったのが『間取り』
つまり、自分だけの理想の家を実現する方法は、
自分の希望に合った間取りをどれだけ集められるか
にかかっています。
ただし、間取りの打ち合わせは契約が始まらないと出来ませんし、時間も限られているのが現実。
思い悩み、家造りがなかなか進まなかった私が利用したのはタウンライフ家づくり。

あなたに合ったオリジナルの家づくりプランを複数のハウスメーカーが提案してくれます。
タウンライフ家づくりはを利用して分かったメリットは6つあります。
POINT
- 間取りのプラン作成を簡単に依頼できる
- プランの比較によって、新しい発想や間取りの問題点に気づく
- 見積もりと資金計画書が届くので、家づくりの費用が分かる
- ハウスメーカー独自の土地の提案までしてくれる
- すべてネットから無料でできる
- 他社の見積もりを見せることで、大幅な値引きが可能
しかも、600社の中から選べ、その中には大手22社のハウスメーカーも入っています。
私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。

実際に私は、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。

実際に積水ハウスからいただいた間取り
一番心配していたのは「強引な勧誘がないか」ですが、私の所には1本の電話もかかってきていません(メールでの勧誘はあります)。
↓私の「タウンライフ家づくり」の体験談は下の記事で
うれしいことに、担当者に他社の見積もりを見せることで、大幅な値引きを引き出すことも可能になってきます。
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