「老後のために平屋を建てたいんだけど、どんな間取りにしたらいいの…」
「なるべく安く平屋を建てるためには、どうしたらいいの…」
老後を考えて、平屋で家を建て直す人が増えています。
階段のない平屋は体に優しく、コンパクトな家が実現するので快適です。
老後にふさわしい平屋の間取りについて、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 老後の家を設計する時は、手すりや廊下の幅に注意
- 25坪あれば、快適な平屋が実現する
- 新築であっても、工夫すれば1000万円で平屋が建てられる
ただ、間取りに失敗すると、生活しずらい平屋になってしまうことも…。
老後も安心して過ごせる家づくりのポイントに迫っていくことにします。

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老後の小さな家の間取りを実現するための6ポイント

年齢を重ねて足腰が弱くなると、コンパクトな家の方が生活しやすくなります。
ただ、単純に家を小さくするのは間違い。
6つのポイントを考えながら、家づくりをしていくことが大切です。
- 手すりを設置できるようにしておく
- 車イスに必要な廊下の幅を確保しておく
- 断熱性能の高い平屋にする
- 生活が楽になる住宅設備を入れる
- 一人になれる空間をつくる
- みんなが集まれる空間をつくる
1 手すりを設置できるようにしておく
足腰の弱くなった老後に手すりは必需品。
手すり自体の費用は1m辺り5,000~7,000円が相場ですが、取り付けるためには
- 本体代金
- 工賃
- 諸経費
なども必要になってきます。
工賃には約3~5万円もかかるのが相場なので、価格には注意してください。
下地補強をしておくのがおすすめ
手すりには体重をかけることになるので、下地に補強工事が必要な場合が多々あります。
下地の補強には、
- 下地の補強工事:約2~3万円
- 壁紙・クロスの修繕費:約2~3万円
- 補強による廃材処理費:約1~2万円
など、1か所につき約5~8万円ほどの費用が必要になってきます。
取り付け位置にあらかじめ下地を入れて家を建てると、リフォーム費用も安くすみますよ。
2 車イスに必要な廊下の幅を確保しておく

通常の廊下幅である780㎜では、車イスは直進することしかできません。
車イスが方向転換するためには
- 直角に曲がる場合:850~900㎜
- 360度回転する場合:1,500㎜
が必要になってくるので、あらかじめ廊下の幅を90㎝程度に広げておくと安心です。
廊下のリフォーム費用
後で廊下の幅を拡張する工事費用は「30~100万円」が相場。
しかも、廊下の拡張リフォームは大掛かりな工事になるため、一時的に他の住まいで暮らす場合も出てきます。
3 断熱性能の高い平屋にする

断熱性能を高くするメリットは、光熱費を安くするだけではありません。
高齢者で問題になるヒートショックも防ぐこともできます。
ヒートショックとは…
ヒートショックとは、急激な温度差によって体に及ぼす影響のこと。ヒートショックにより失神、ひどい場合には心筋梗塞・脳梗塞などになります。
家庭内で亡くなる高齢者の1/4はヒートショックが原因なんてデータも…。
家全体の断熱性能を高めれば、トイレや浴室も寒くなることもないので、どの部屋でも快適に過ごせるようになります。
4 生活が楽になる住宅設備を入れる
年を取ってくると、1つ1つの片付けも面倒になってきます。
老後の住宅設備としては、お手入れが簡単なモノがおすすめ。
- 食器洗い乾燥機
- IHクッキングヒーター
- 浴室暖房乾燥機
- ウォシュレット など
最新の高価な設備ではなく、使い方が分かりやすい商品を選ぶのもポイントです。
5 一人になれる空間をつくる
仕事や育児から解放されると、夫婦2人で過ごす時間が長くなります。
仲のいい夫婦でも、いつでも一緒にいると息がつまることも…。
家の中に「一人になれる空間」があると気分転換ができ、ほどよい距離を保った夫婦生活が送れます。
趣味部屋としても活用できます
時間の自由がきく老後には、自分なりの趣味をもつことが大切。
- 手芸
- 読書
- カメラ・写真
- 将棋・囲碁
などの趣味部屋として活用すると、ダラダラすることもなく、有意義な過ごし方ができるようになります。
6 みんなが集まれる空間をつくる
子供や孫が遊びにくる時に、広いスペースがあると便利です。
リビングやダイニングを広くすると、たくさんの家族が問題なく集まれ、家族団らんを楽しむことができます。
また、広いスペースがあると、たくさんの友達を家に呼ぶことができるので、普段から楽しい生活を送れますよ。

おしゃれな平屋の間取りなら「ミサワホーム」がおすすめ

経済的に余裕のある方なら、「ミサワホーム」の平屋がおすすめ。
「ミサワホーム」なら、高品質でデザイン性の高い平屋が建てられると評判を集めています。
「ミサワホーム」の平屋が人気を集める理由は3つ。
- 大容量の収納スペースが可能になる
- シニア世代向けの平屋住宅がある
- 間取りだけじゃなく外観もおしゃれ
1 大容量の収納スペースが可能になる
ミサワホームで平屋を建てると「蔵」という、大容量の収納スペースを設けることができます。
コンパクトな平屋は収納スペースが不足しがち。
蔵をつくることで、居住スペースを圧迫しない、ゆとりのある平屋が実現します。
「蔵」が実現できるのはミサワホームだけ
「蔵」は、ミサワホームが採用している木質パネル工法によって造られる空間なので、
- 在来工法
- 2×4工法
を採用しているハウスメーカーでは基本的に不可能になっています。
2 シニア世代向けの平屋住宅がある

ミサワホームでは、「MJウッド平屋」というシニア世代向けの平屋を販売しています。
- すべての部屋が段差なくつながるワンフロア設計
- 12畳もの小屋裏収納を採用できる
- 平屋建てなのに、2階空間をつくることができる
ミサワホームなら、シニアライフをきめ細かく配慮した平屋づくりが可能になります。
3 間取りだけじゃなく外観もおしゃれ

ミサワホームは、デザインにこだわるハウスメーカーで、グッドデザイン賞を29年連続で受賞。
お庭についても、エクステリアの専門会社「ウィズガーデン」が担当。
家と庭との調和を重視したトータルプランニングを行ってくれます。
ミサワホームは、品質とデザイン性を両立したシンプルな家づくりが特徴。飽きがくることもありません。
関連 【ミサワの平屋が評判な3つの理由】蔵を活かした間取りのポイントとは?

平屋20坪の間取りモデル(夫婦2人、2LDK)
出典:住みやすい間取りの実例集
床面積22坪(2LDK)、高齢夫婦2人用のバリアフリー仕様の間取りになっています。
車イスでの移動を考え、出入り口を引き戸にし、開口部分が広くしているのがポイント。
各部屋の出入り口を2つ設けることで、動線が短くなり、移動しやすいように配慮されています。
トイレは寝室すぐ横に配置するだけでなく、将来的な介護を考えドアを取り払っている点も特徴的です。
関連 【20坪以下の平屋おすすめ間取り集】小屋裏があれば1LDKでも快適です
平屋25坪の間取りモデル(夫婦2人 2LDK)
出典:平屋間取り
24坪のコンパクトな間取りになっています。
玄関横に水回りスペースを固め、キッチンからすぐに洗面室・浴室に行けるように配置されているのがポイント。
洗面室も3畳のスペースを確保しているので、車イスでの出入りも十分可能。
普段の寝室は洋室(7.5畳)ですが、和室でも寝られるように6畳と広くつくられています。
将来的に一人暮らしになることも考えた上での間取りになっているのが特徴です。
関連 【平屋25坪のおすすめ間取り集】3LDKや南玄関の外観ポイントとは?
平屋30坪の間取りモデル(夫婦2人+子供2人 3LDK)
出典:平屋の間取り
4人(夫婦2人+子供2人)暮らし用の間取りですが、子供が巣立ち、老後を迎えても快適に過ごせるようになっています。
キッチンから洗濯機までの家事動線が短くし、移動キョリを少なくしているのがポイント。
リビング・ダイニングが広いので、子世帯が帰省して家族が集まっても問題ありません。
3LDKにすることで、趣味の部屋をもつことができますし、ゲストルームとしても利用可能になってきます。
夫婦2人であれば、20坪の平屋でも問題なし。必要以上に大きくなると逆に不便になってしまいます。
関連 【平屋30坪以上のおすすめ間取り集】南玄関や外観のポイントは?

新築1000万円も可能!平屋をローコストで建てる3つの方法

老後に平屋を建てる時は、なるべくお金の負担を抑えることが大切です。
ただ、平屋になると2階建てに比べ坪単価が上昇してしまうので、建築費用も高くなりがち。
少しでも安く平屋を建てたいなら、次の3つの方法がおすすめです。
- コンパクトな間取りにする
- リフォームなら補助金を利用する
- 平屋の相見積もりをとる
1 コンパクトな間取りにする
大きな間取りの平屋にすると、移動距離が長くなり、老後の生活には不便。
建築費用だけでなく、介護のことも考えて、シンプルで省スペースな平屋を建てるべきです。
上の間取り図を見ても分かる通り、夫婦2人であれば25坪の平屋でも十分快適に暮らすことができますよ。
2 リフォームなら補助金を利用する
介護保険の「住宅改修費制度」を利用すれば
- 手すりをの取り付け
- 段差の解消
- 引き戸など扉の変更
- トイレの便器取り換え
などの介護目的のリフォームに、最大20万円が補助されます。
他にも、各自治体独自で「障害者住宅改造費助成制度」などを設けている場合もあります。一度、各市町村役場に問い合わせてみてください。
3 平屋の相見積もりをとる
建築費用の中には、ハウスメーカーの
- 広告宣伝費
- 人件費
などが、見えない形で含まれています。
大手ハウスメーカーになるほど、広告宣伝費により多くのお金を費やしています。
逆に言うと、広告宣伝費分は交渉次第で値引きされる可能性大。
複数のハウスメーカーの見積もりをとれば、価格交渉の大きな武器に。
実際に相見積もりを取ることで、700万円もの値引きに成功した例も報告されています。
関連 【無料】注文住宅一括見積もりランキング!間取り依頼ができる「タウンライフ家づくり」って?
平屋の価格は高くなりがちですが、工夫をすれば1000万円以下の価格でも建てることは可能です。
関連 【平屋の価格は500万円から】小さい家からタマホームの新築まで徹底調査
老後の平屋間取りのまとめ

老後の平屋づくりについてまとめます。
POINT
- 老後の家を設計する時は、手すりや廊下の幅に注意
- 25坪あれば、快適な平屋が実現する
- 新築であっても、工夫すれば1000万円で平屋が建てられる
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。
>>>【無料】700万円以上の値引きと間取りプランを手に入れる方法
あなたに合った理想の平屋を手に入れる方法

平屋は本当に魅力的な家の形ですが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい平屋を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。

「タウンライフ家づくり」では、あなただけの「オリジナルの家づくり計画」を複数のハウスメーカーが提案してくれます。
実際に「タウンライフ家づくり」を利用してみて、あなたに伝えたいメリットは5つ。
POINT
- 無料でわずか3分、すべてネットで申し込むことができる
- 大手22社を含む600社以上のハウスメーカーから選べる
- 平屋専用の間取り図や資金計画、土地情報まで手に入る
- 見積もりを他社に見せることで、大幅な値引きを引き出せる
- 期間限定のプレゼントキャンペーン実施中
しかも、選べる600社の中には大手22社のハウスメーカーも含まれています。
私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。

実際に、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。

「強引な勧誘がないか」と心配していましたが、私の所には1本の電話もかかってきていません(メールでの勧誘はあります)。
他社の見積もりがあるおかげで、700万円以上の値引きに成功した人もいて話題になっていますよ。
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