【スターウォーズ・ローグワン】評価と感想は最高傑作?つまらない?

ダースベイダー

「間違いなく最高傑作です」

みなさん「スターウォーズ・ローグワン」を見ましたか?

スターウォーズ史上、最高傑作と名高い本作は、「エピソード3」と「エピソード4」をつなぐスピンオフと言える作品。

「どうして最新鋭の兵器デススターをいとも簡単に破壊出来たのか」

スターウォーズを語る上で欠かせない、デススターの秘密、がとうとう明らかになるのが今作です。

でも、謎解きだけがローグワンの魅力ではありません。

スピンオフだからこそ、今までのスターウォーズにはない、新たな境地を開拓することに成功。

今までのシリーズを見ていない人でも、いや、見ていない人だからこそ楽しめる作品に仕上がっています。

(画像出典:ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー

「ローグ・ワン」ってあまり聞き慣れない言葉だけど、どんな意味があるのかしら?

ローグ・ワンの深い意味

スターウォーズ

タイトルを見て一番に気になるのはローグ・ワン(Rogue One)の由来じゃないでしょうか?

まず「ローグ」(rogue)には下のような意味があります。

  • 人をだます
  • ならず者、ごろつき、悪党、不良、詐欺師
  • はぐれ者、群れからはぐれた生き物
  • 孤立して自分勝手に行動すること

これまでのスターウォーズは、ジェダイの騎士とダークサイドの戦士との死闘を一環して描いてきましたが、今回は全く違うものになっています。

主人公達はどれも「ならず者」ですし、ストーリーも従来の路線からの「はずれ者」です、まさしく「ローグ」の意味にピッタリ。

ローグ・ワンを見る前にストーリーを知っておきだいんだけど…。どんなあらすじなのかしら?

ネタバレ注意!ローグ・ワンのあらすじ

ローグワンは決して難解な映画ではないので、何の予備知識も持たないほうがストーリーに入り込めます。

あらすじを書いていきますが、どうぞ読み飛ばしてください。

昔、平和を維持していたジェダイは滅び、宇宙は帝国軍の力で覆われようとしていた。

ローグワンの主人公【ジン・アーソ】の少女時代から物語はスタートする。

ジン・アーソは、片田舎の星で両親と静かに暮らしていたが、そんな家族の元に帝国軍がやってくる。

帝国軍は、優秀な科学者であるジンの父【ゲイレン・アーソ】を、「デス・スター」の開発に協力させたかったのだ。

父【ゲイレン・アーソ】は拉致され、ジン・アーソの目の前で母親は殺害されてしまう。

ゲイレン・アーソ

時は過ぎ、命からがら生き延びたジン・アーソは、身分を偽りながら犯罪行為を繰り返し、孤独ながらも一人で強く生き抜いていた。

そんな彼女に反乱軍が接触してくる。

彼女の父親【ゲイレン・アーソ】が、帝国軍で極秘に開発中の恐ろしい兵器「デス・スター」の設計に携わっているという情報を入手したからだった。

守るべき家族のいない【ジン・アーソ】にとって、帝国軍も反乱軍も興味はなかったが、「自由の身にする」という約束のため、反乱軍に協力する。

実は、娘の命を守るため強制的に破壊兵器「デス・スター」の開発に協力させられていた父のゲイレン・アーソは、だれにもばれないようにデススターに急所を仕込んでいたのだ。

「デス・スター」の情報を追い求めるうちに、ジン・アーソはとうとう父に再会する。

しかし、再会もむなしく父ゲイレン・アーソは帝国軍の刃に倒れてしまう。娘に「デス・スター」の情報と全ての真実を残して…。

デススター

死んだ父の隠れた工作活動を実らせるためには、帝国軍の本丸に乗り込み「デス・スター」の設計図を奪取する必要があった。

反乱軍の基地に戻ったジン・アーソは、デス・スターの設計図奪取計画を提案するが、誰からも信用してもらえない。

中には、帝国軍の脅威を知り降伏を提案する者まで現れる。

しかし、ジン・アーソと旅をしてきた仲間達と、命を懸ける覚悟のある有志の者で『ローグ・ワン』を結成。

自殺行為とも言える決死のミッションであったが、壮絶な戦いの末に、設計図のデータの入手に成功。設計図のデータは反乱軍の元に無事届けられる。

設計図を取り返そうとするダースベイダーの襲撃を受けるものの、設計図のデータは無事レイア姫の元へ。

ただ、『ローグ・ワン』のメンバーは戦いの中で傷つき倒れ、最後は「デス・スター」のスーパーレーザーにより星ごと破壊され、全員命を落としてしまうのだった。

そして、物語はエピソード4『新たなる希望』へと引き継がれていく…。

シリーズものって時系列が分かりにくいのよね!ローグワンはどのあたりの話なのかしら?

【スターウォーズ】シリーズの時系列

ダースベイダー

映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』は、スターウォーズの本編ストーリーを補完する映画、つまりスピンオフ映画です。

「スターウォーズシリーズ」の分かりにくい所は、公開された順番が時系列とは違うこと。

そこでまとめると、

新三部作

  • 『スター・ウォーズ エピソード1/ファントム・メナス』(1999年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』(2002年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』(2005年)

本作

スピンオフ映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』

旧三部作

  • 『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』(1977年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲』(1980年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード6/ジェダイの帰還』(1983年)

続三部作

  • 『スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒』(2015年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード8』(2017年)
  • 『スター・ウォーズ エピソード9』(2019年)
POINT『ローグ・ワン』は「エピソード4」(一番最初に公開されたスターウォーズ)の過去を描く映画です。

最高傑作って声をよく聞くけど、実際の口コミはどうなっているのかしら?

【ローグ・ワン】yahoo(ヤフー)映画の口コミ・評価

ローグワン評価

日本ではもっともアクセス数が多いYahoo映画のユーザーレビューの評価は4.2点(5点満点中)。

8550件の総合評価なので、ある程度信頼できる数字です。

満点評価が多いですが、中には点数の低いモノも…。

そこで、誹謗中傷を除いて、まだ観ていない人にも参考なるコメントを選んで載せることにします。

5点満点の最高評価のコメント

SWを知らなくても楽しめる作品。何度も見たくなる魅力もあり、シリーズ最高傑作と感じる。

シリーズに深みが出るスピンオフ。妥協していないエンタメ。最高です。

いいですね。SWシリーズで初めて涙しました。フォースがなくとも、ジェダイがいなくても成立するSW。まさに脇役たちに焦点を当てた作品。

帝国軍の究極兵器デス・スターの設計図を奪取するため死力を尽くす反乱軍兵士の活躍を描いたスペースオペラ。ジェダイの栄光の影に埋もれた、無名戦士たちの命がけの争闘に焦点を当てた作品。

POINT「スターウォーズ史上最高傑作」とのレビューが本当に多く、視聴者満足度が高いことがよく分かります。

1点(5点満点中)の最低評価のコメント

前半1時間たっぷり寝た。回りくどくて無駄に長い。ストーリー的に必要ない場面で無駄にカメラを廻して編集でカットしないからだらだらの空気が否めない。

スターウォーズでもなんでもないです。がっかりの内容でした。

最後に、提督とレイア姫の顔のCGI、CSIと思ってみてしまっているためか、なにか、違和感とチープ感が。これなら、後ろ姿だけ、とかの演出のほうがよかったな~~~。

スター・ウォーズが好きな理由は自由と正義の守護者ジェダイが好きだから、この作品でジェダイは死にました

POINT1点の評価に寄せられる意見の多くは2つ。

  • メインの俳優陣が地味
  • 今までのスターウォーズと雰囲気が違う

1点という評価は厳しすぎる気がしますが、納得できる所もあります。

俳優陣は確かに地味。

ハリソンフォードのような圧倒的な存在感を放つ俳優はいません(というか、スピンオフなのでわざとそうしている気きもしますが…)。

ジェダイもフォースも出てきません。

ダースベーダーは出てきますがあくまで脇役です。今までのスターウォーズの世界観が好きな人には、つまらないかもしれません。

逆に言うと、俳優陣が地味でスターウォーズの雰囲気も無いのに、最高評価って凄くないですか?

ローグ・ワンを観た人がストーリーに引き込まれている証拠です。

みんなローグ・ワンのどんな所に引き込まれているのかしら?

「ローグ・ワン」のレビュー・批評

ローグワンが観客の心にこれだけ響くのは、今という時代を考えさせられるから。

「最高傑作」か「つまらない」かの感想は観るあなたに任せて、「ローグ・ワン」を観て考えて欲しいことを3つ書きます。

  1. 「正義VS悪」なんて存在しない
  2. 生きる使命とは何か
  3. フォースは神か悪魔か

1 「正義VS悪」なんて存在しない

今まで スターウォーズは、帝国軍=悪、反乱軍=正義という風に描かれてきました。そして、悪を退治するのがヒーロー、つまりジェダイの役目です。

子ども心にジェダイの活躍には心が湧きたったのを今でも鮮明に覚えています。

しかし、ローグワンには「正義VS悪」の構造は存在しません。反乱軍を中心に描かれていますが、主人公たちは全員がアウトロー。

主人公のジン・アーソ(女性)は裏社会に精通する無法者。彼女と行動を共にするキャシアン・アンドー(男性)は、暗殺者、そして仲間たちも…。

誰もが自分たちの信じる正義のために、手段を選びません。それは帝国軍にも言える事。

つまり、このローグワンは、「正義VS正義・光VS光」であり「悪VS悪・闇VS闇」なのです。

誰もがヒーローではありませんし、ヒーローにもなれません。

現実世界も同じ事。どんな人の中にも闇があり悪があり、逆に、光があり正義があります。

そして最も大事なのは、正義を貫くためにはが必要だということ。

この映画に出てくるすべての人が力を必要としてます。

  • 人を支配するため
  • 仲間を助けるため
  • 抵抗するため
  • 逃れるため…。

目的は違いますが、どんな状況でも力がないと何もできません。

ジーン・アーソは言います

「どんな選択肢が私たちにあるって言うの?戦うべき時は今なの!」

戦うことは決して悪いことではない。戦うことを恐れてはいけない。

なぜなら、戦うということは未来を掴むということでもあるのです。

2 生きる使命とは何か

残念ながら、本作に出てくる主な登場人物は全員死にます(結末を言ってすみません)。

でも、当たり前ですよね。エピソード4には誰も出てこないんですから。

ある意味、「ローグワン」は死の物語。

最初に死ぬのはジン・アーソの母親。母は愛する夫のために死にます。

その夫は愛する娘のために死にます。

  • 友のため
  • 仲間のため
  • 組織のため
  • 未来のため…

死んでいく理由は様々です。

ただ、誰一人として無駄に死ぬことはありません。全ての人が、生きる使命を果たして死んでいくのです。

ラストシーンでキャシアンはジンに語りかけます

「お父さんは君の事をきっと誇りに思っているよ、ジン」

生きる使命を果たしたからこそ、このセリフが胸に響きます。

振り返って、私たちの生きる使命は何なのでしょうか?何のために生きているのでしょうか?

生きるということは、使命を見つける旅なのかもしれません。

3 フォースは神か悪魔か

スターウォーズで一番大切な概念が「フォース」。

今までのスターウォーズを見て、フォースに憧れを持たなかった人はいないでしょう。ジェダイのようにフォースを扱う夢を見た人は私だけではないはず。

ただ、本作を見てフォースに対する印象が変わります。

なぜなら、人々がフォースと共に死んでいくから…。

「フォースは我と共にあり、 我はフォースと共にある」

人々はこのセリフを胸に刻んで戦いに出かけます(まるで、人々を奮い立たせる神の様ですね)。

一方で、このセリフを言いながら、大勢の人が死んでいきます(まるで、命を奪う悪魔の様)。

神のようでもあり、悪魔のようでもあり、まるでフォースが一種の宗教のように感じます。

目に見えないフォースために命を落としていると言っても過言ではありません。

「たかが、フォースのためにどうして…」と思うかもしれません。

でも、言葉で多くの人が亡くなるのは現実世界も同じ。平和や自由のために、多くの人々が命を投げ出し、亡くなっているのです。

【ローグ・ワン】のまとめ

どうでしたか?興味が湧いてきましたか?

決して小難しい映画ではないので楽しんで観てくださいね。

必死に生きる人を観て、感動しない人はいないはず。

スターウォーズファンの人も、スターフォースファンでない人にも、ぜひ観て欲しい映画です!!!

『フォースと共にあらんことを…』