「セルフビルドが気になるんだけど、どの本を読んだらいいの…」
「自分で家を建てるのって、法律違反にはならないのかしら…」
自分で家を建てる時に欠かせない資料となるのが「セルフビルド本」。
私も「セルフビルド本」を読んだおかげで、ネットの情報に騙されずに理想の家を実現することができました。
「セルフビルド本」について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- セルフビルド本なら、特に「350万円で自分の家をつくる」がおすすめ
- 「小屋大全」を読めば、誰でも簡単にログハウスが作れるようになる
- 本を読むことで、「どの部分を専門家に任すべきか」が判断できるようになる
ただ、実際に本を読んだ方の声を聞くと、「役に立たない」なんて気になる口コミも…。
書店員が教えない、セルフビルド本の真実に迫っていくことにします。
クリックできる目次
セルフビルド本のおすすめランキング
セルフビルドを志す時に読んで欲しい本は次の7冊です。
1位 | 350万円で自分の家をつくる |
2位 | 自分でわが家を作る本。 |
3位 | 小屋大全 |
4位 | 建物できるまで図鑑 |
5位 | DIYを生かした小さな庭づくり |
6位 | dopa(ドゥーパ!) |
7位 | 自分でできる!小屋の作り方 |
1位 350万円で自分の家をつくる
ほぼ100%自力で家を建てる『セルフビルド』のノウハウをまとめた本が「350万円で自分の家をつくる」。
「350万円で自分の家をつくる」では、実際にセルフビルドした家をベースに、
- 土地測量
- 建築確認申請
- 基礎工事
- 内部・外部工事
のすべてのプロセスを一冊に網羅。
今回オールカラーに改訂されたことで、セルフビルドの方法がより分かりやすくなっています。
「350万円で自分の家をつくる」の評判・口コミ
最近は「何百万円で建てられてます」と宣伝する住宅メーカーもあるけど、実際には多額の追加費用を請求されるのが実態。
ただ、この本に載っているのは、実際に350万円で建てた自宅の話。
しかも、元々住宅メーカーに勤めていた人が書いた本だから、内容に説得力があります。
今までは「注文住宅が何千万円もするのは当たり前」と思っていましたが、工事費用の半分以上が人件費であることが丸わかりに。
筆者の言うように、これからは「セルフビルドで家を建てる時代」になりそうな気がしてきました。
設計から完成までの流れが、イラスト付きで丁寧に解説されているから分かりやすかったです。
素人には無理なレベルな気がしますが、セルフビルドに興味がある人にとっては参考になること間違いなし。
「実際に自分で建てるか」は別にして、読んでいるだけでも面白いですよ。
2位 自分でわが家を作る本。
DIYで『木の家』を建てるための入門書が「自分でわが家を作る本(木造軸組工法完全対応)」。
「自分でわが家を作る本」では、
- 失敗しないための設計方法
- 材料の買い方や木材加工
- 棟上げ・内外装・設備工事
など、『セルフビルド』に必要な基礎知識と裏ワザを、豊富な情報量で徹底ガイドしています。
「自分でわが家を作る本」の評判・口コミ
作業小屋をセルフビルドしたいと思っていたのですが、細かい所が分からず計画に行き詰っていました。
ネットにはまともな情報がないし、専門書は高すぎるし…。
そこで「自分でわが家を作る本」を読んだんですが、本書のおかげで悩みがすっきり。
実際にセルフビルドを行った経験から書かれているので、どの本よりも実用的なノウハウ本だと思います。
私も以前に知人のセルフビルドを手伝ったことがあるので、内容がとてもリアルに感じました。
この本が特にすばらしい点は、実践して分かった「失敗しないためのコツ」が具体的に書かれていること。
他にもセルフビルド本はありますが、ここまできちんと書かれている本はないと思います。
3位 小屋大全
セルフビルドで小屋を建てるための方法を徹底解説しているのが「小屋大全」。
「小屋大全」では、
- 工房・ガレージ
- 菜園小屋
- 子供部屋
- 書斎・隠れ家
など、様々な建築例を紹介。
セルフビルド本としてだけでなく、DIYファンにも欠かせない必読の書となっています。
「小屋大全」の評判・口コミ
「小屋大全」を読んで1番に驚くのは情報量。
他のセルフビルド本だと建築例が1つしか載っていないんだけど、「小屋大全」は様々なパターンの建築物が載っています。
しかも、「軸組み工法」とか「ツーバイフォー工法」とか、建築方法も多く収録されているから、参考になること間違いなし。
セルフビルドの教科書として、ずっと愛用しています。
ほとんどのセルフビルド本は建築方法しか載っていないんですが、「小屋大全」は違います。
「木の瘦せ」や「腐り」・「結露」や「カビ」・「すきま風」の問題など、実際に生活してからの問題点もずばり解説。
「どうやったら快適に過ごせる小屋を作れるか?」がきちんと書かれているから、絶対に目を通した方がいいですよ。
4位 世界で一番楽しい建物できるまで図鑑(木造住宅構造)
現代の木造住宅の仕組みを、詳細なイラストと図解で徹底解剖したのが「建物できるまで図鑑」
アニメーションのコマ送りのように表現されているので、専門知識がなくても楽しめるのが特徴。
見るだけで分かるので、大人だけでなく子供も楽しめる建物図鑑の決定版になっています。
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「建物できるまで図鑑(木造住宅)」の評判・口コミ
木造住宅を購入する予定があるなら、この本での勉強がおすすめ。
勉強と言っても、イラストで構造や建築の流れが分かるので、決して難しくありません。
一般的な木造住宅なら、この本で基本的な構造やつくり方は十分に理解できると思います。
本書で基礎知識を身に付けておけば、住宅メーカーを見分ける目を養うのもに役立ちますよ。
住宅メーカーから「在来工法」や「2×4」とかの話が出るたびに、実は何のか分からず困っていました。
ネットなどで調べてみたんですが、いまいち頭の中でイメージできなくて…。
そこで本書を購入したんですが、「図鑑」のタイトル通りすべて図解で説明してくれるから、建築用語がスッと理解できました。
何千万円もする家で失敗したくないなら、絶対に購入した方がいいですよ!
5位 DIYを生かした小さな庭づくり
女性にも優しく、初めてでも楽しめる庭づくりのアイデア満載なのが「DIYを生かした小さな庭づくり」。
- 小さな棚
- プランター
- ベンチやフェンス
など、空間や好みに合わせて手づくりを楽しめる内容に。
本書を読めば、小さな庭を素敵にする方法がきっと見つかるはずです。
関連 【外構(庭・エクステリア)本のおすすめ8選】家を新築するならどれ?
「DIYを生かした小さな庭づくり」の評判・口コミ
DIYでの庭づくりに興味があったのんですが、女性には難しいものが多く、なかなか踏み出せずにいました。
でも本書は手順と要点が分かりやすく書かれているので、初心者の私には最適。
キレイなお庭がいっぱいだから、見ているだけで癒されるし、庭づくりの新しい発見もありますよ!
DIYの方法だけでなく、「植物選び」や「隙間の埋め方」など、参考になる点がいっぱい。
特に嬉しかったのは「おすすめの樹木」のコーナー。
もっと詳しく知りたいので、植栽だけでのガーデニング本が出ることを期待しています!
6位 雑誌「dopa(ドゥーパ!)」
日本で唯一のDIY専門誌が『ドゥーパ!』。
- アイデアフルな実例集
- ノウハウが詰まった実践記事
- 達人たちによるテクニック集
など、DIY情報だけでなく、本格的なセルフビルドに興味ある方にも「ドゥーパ!」がおすすめです。
7位 自分でできる!小屋の作り方
様々なタイプの小屋をDIYで作るノウハウが詰め込まれたのが「自分でできる!小屋の作り方」。
- 庭の物置小屋
- 週末小屋
- ガーデンハウス
まで、基本テクニックやアイデアが満載。
初心者にも安心な完全施工ガイド&マニュアル・実例集まですべて載っているので、本書1冊で小屋の作り方がすべて分かります。
「自分でできる!小屋の作り方」の評判・口コミ
私のように、小屋を作る上で最低限の知識を知りたい人には最適。
この本をホームセンターに持っていけば、そのまま小屋を作れる内容です。
工夫次第で住居にもできるので、夢が広がりますよ!
簡易なセルフビルド本が多いですが、屋根や壁の防水までしっかり載っているので安心。
ホームセンターでも手に入る材料の使い方や施工法も丁寧に書かれているので、本当に助かりました。
すべてを自分で設計・施工するのは法律違反の可能性大。業者をうまく利用する「ハーフビルド」がおすすめです。
関連 【家づくり本のおすすめランキング】家を建てる時の参考書を徹底解説
【セルフビルドの法律】自分で家を建てるのは違法?
セルフビルドとは「家を自分自身で建てること」。
一般的には建築費のコスト削減が目的ですが、最近では「自分が求める家を自分自身で建てたい」と考えセルフビルドに挑まれる方も。
ただ、セルフビルドを考える時には次の5つの点に注意が必要です。
- セルフビルドは法律違反?
- セルフビルドでも建築士に依頼するのが簡単
- 電気工事はセルフビルドできません
- セルフビルドのキッドも有効
- ハーフビルドで家を建てる場合の価格は?
1 セルフビルドは法律違反?
法律(建築基準法)上、「四号建築物」を建てるのであれば特に問題がありません。
- 木造
- 2階建て以下(平屋もOK)
- 延べ面積が500㎡以下
- 高さが13m以下
- 軒高が9m以下
つまり、一般的な木造戸建て住宅なら、誰でもセルフビルドできることになっています。
参考 建築基準法/国土交通省
2 セルフビルドでも建築士に依頼するのが簡単
家を建てる場合、「建築確認申請」を自治体に提出して認可をもらうことが必要に。
作ろうとしている建築計画が法律上問題がないか、書類を役所に提出し判断してもらうこと。
「床面積100㎡以下の木造住宅(4号建築物)」であれば、建築士の資格がなくても申請をすることは可能です。
ただ、無資格者が建築確認申請をする場合、建築士より多くの書類・図面が必要に。
しかも、
- 知識がないと何度も再提出
- 修正する度に大量の書類が必要
など、手間や時間がかかるのが現実…。
建築確認申請だけを建築士に依頼すれば、スムーズに家づくりが進むようになります。
3 電気工事はセルフビルドできません
家の建築自体はセルフビルドできても、次の工事には資格が必要です。
電気配線 | 電気工事士 |
給排水工事 | 自治体の指定業者 |
ガス工事 | 専門業者 |
電話線配線 | 専門業者 |
エアコンの取り付け工事に資格は必要ありません。
特にガス工事は危険度の高い仕事になるので、資格を持っていたとしてもセルフビルドはおすすめできません。
4 セルフビルドのキッドも有効
出典:ビッグボックス
セルフビルドが評判を呼んでいることから、最近ではセルフビルド用「住宅キット」を販売する建築会社も。
「住宅キット」には、組み立てに必要な材料や道具がほとんどセットになっているので、届いたその日からすぐに作業に取り掛かることが可能に。
楽天などでも「住宅キット」が販売されているので、気になる方は一度チェックしてみてください。
5 ハーフビルドで家を建てる場合の価格は?
すべてを自分でこなす「セルフビルド」は達成感がありますが、労力や時間も相当なモノに…。
その点、部分的に外注する「ハーフビルド」を選べば、時間のある時だけ現場に通って作業することが可能になってきます。
具体的には、次のようにして「ハ―フビルド」を進めるのがおすすめ。
設計 | 設計図のチェックや、確認申請を建築士に依頼 |
基礎 | 労力のかかる基礎工事は業者に依頼 水道業者と契約して管を埋め込んでもらう |
刻みと上棟 | 構造材の「刻み」はプレカット会社に依頼 プレカット会社を通して、上棟作業を業者に依頼 |
屋根 | 屋根業者に依頼して仕上げてもらう |
設備 | 配線は第二種電気工事士に依頼 水道設備も一部外注にする |
休日しか作業のできないサラリーマンにとっては、「ハーフビルド」が現実的で最もメリットの多い方法となるはずです。
また、「ハーフビルド」や「セルフビルド」を選んだ時の坪単価の目安は次の通り。
大手ハウスメーカー | 50万~80万円/坪 |
セルフビルド | 20万~30万円/坪 |
ハーフビルド | 30万~50万円/坪 |
小屋 | 5万~10万円/坪 |
「ハーフビルド」であっても、夫婦二人が住むような小さい家であれば500万円ほどで建築可能になっています。
POINT
自分ができる所だけをする「ハーフビルド」なら、素人でも簡単にマイホームを建てることが可能になります。
【まとめ】「セルフビルド本(自分で家を建てる本)」の評価
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セルフビルド本ランキングをまとめます。
1位 | 350万円で自分の家をつくる |
2位 | 自分でわが家を作る本。 |
3位 | 小屋大全 |
4位 | 建物できるまで図鑑 |
5位 | DIYを生かした小さな庭づくり |
6位 | dopa(ドゥーパ!) |
7位 | 自分でできる!小屋の作り方 |
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