【新築一戸建て火災保険の選び方ガイド】相場はいくら?いつ加入?

「火災保険って選び方が難しくって…」

「選び方で20万円お得になるって聞いたけど本当なの…」

家を建てると必要になってくるのが火災保険。

でも、火災保険は選び方が非常に難しく、担当者から言われるがままに入っている人が少なくありません。

新築の火災保険を選ぶときに、あなたに知ってほしいことは6つ。

POINT

  1. 住宅火災は防げない
  2. 火災保険の準備は1~2か月前から始める
  3. 火人気ランキングから火災保険を選ぶのは危険
  4. 火災保険を選び方のポイントは7つ
  5. 火災保険は10年契約がお得
  6. 一括見積もりを利用すると、安い保険が見つかる

勧められる保険が決して悪いものとは限りませんが、必要のない補償までついた割高な保険であることがたくさん。

我が家の場合も、ハウスメーカーで勧められた火災保険がムダに割高なことが判明。

自分で探し出した火災保険で契約し、保険料の節約に成功しています!

でも、火災保険って本当に必要なの?火事を起こさなかったら、保険なんて必要ないんじゃないの…

新築一戸建てで火災保険に入らないのは危険

火災

火事のニュースを耳にしない日は無いと言っていいほど、毎日どこかで火災が発生しています。

総務省消防庁が公表している消防白書によると、1年間の出火件数は約40,000件。1日当たりでみると120件の火災が発生。

これは、11分に1件の火災が発生している計算になります。

どうして毎日、こんなに多くの住宅火災が起こるの?

「放火の疑い」まで含めると驚きの割合

火災の原因

出典:セコム/家庭のぼ卯西対策

出火の主な原因は次の4つ。

1位 放火
全火災の約11%を占め、18年連続して出火原因の第1位。

2位 たばこ
全火災の約9%を占める。

3位 コンロ
全火災の約8%を占め、種類別ではガスコンロによる火災が最も多い。

4位 放火の疑い
全火災の放火の約7%。「放火」と「放火の疑い」で合わせると、全火災の18%を占める。

住宅火災を完全に防ぐことは不可能

火災の原因で注目して欲しいのは1位の「放火」と4位の「放火の疑い」。

全火災の約18%、つまり、5件に1件の割合で放火による火災が発生していることになります。

「たばこ」や「コンロ」であれば、意識を高めることで防げるかもしれませんが、「放火」はどれだけ気をつけていても、完全に防げるものではありません。

しかも、放火先に恨み等がある訳ではなく、単にうさ晴らしなどの理由で、放火が行われるという現実。

つまり、どれだけ意識を高め対策をしようが、火災を完全に防ぐことは不可能なのです。

POINT
住宅火災という万一の場合に備えて、家や財産を守る火災保険は必ず入っておくことが欠かせません。
火災保険が必要なのは分かったけど、新しく家を建てた場合、いつごろ加入したらいいのかしら?

火災保険の加入のタイミングはいつ?

時計

新築住宅の場合、引き渡しが終わると、家があなたのモノに。

まっさらな家が手に入る瞬間は嬉しいモノですが、逆に言うと「すべての責任があなたにかかってくる」ということ。

つまり、引き渡し日の引き渡し時刻には、火災保険に加入しておかなければなりません。

ただ、火災保険に入る時には、必要な書類を用意する必要があるんです。

関連 新築【家の引き渡し】当日の流れとチェックリスト!お礼や時間は?

新築一戸建て「火災保険」の必要書類

火災保険の申し込みに必要なモノは主に3つ。

  • 申し込み書類
  • 保険料
  • 建築確認書などの申請書類

上の3つが揃っていれば、引き渡し当日に火災保険の契約を結ぶこともできますが、バタバタしている中での契約はミスの元。

金額や補償内容をきちんと比較できるように、事前に情報収集を済ませておくことが大切です。

POINT
最低でも引渡しの1週間前には手続きを済ませておく。1か月~2か月前から準備しておくと、余裕をもって火災保険を選ぶことができる。
火災保険って普通、どれくらいかかるモノなのかしら

新築一戸建て「火災保険」の相場

住宅ローン

火災保険は、

  • 建物の構造(木造か鉄骨、ツーバイフォー)
  • 家の大きさ
  • 補償内容

など、条件によって大きく金額が変わってきます。

補償内容 木造(H構造) 鉄骨・ツーバイフォー(T構造)
火災・風災・水災・破損 278,190円 124,710円
火災・風災・破損 181,590円 92,100円
火災・風災 168,930円 79,320円
火災のみ 79,050円 46,260円

参照:価格.com

火災のみの補償であれば4万円から可能。

ただ、木造住宅で補償をたくさん付けた場合、30万円以上の保険料になる場合も珍しくありません。

POINT
選び方一つで大きく保険料が変わるのが火災保険。補償の見極めは欠かせません。
火災保険っていろんな商品があるけど、どの保険会社にしたらいいのかしら?

新築一戸建て【火災保険】人気ランキング

ランキング

火災保険に入ろうとする場合、まず迷うのが「どの保険会社にしたらいいの?」ということ。

保険会社の人気ランキングは下のようになっています。

1位 ホームアシスト(家庭総合保険)/朝日火災

朝日火災ホームアシスト

2位 セコム安心マイホーム保険/セコム損保

セコム損保セコム安心マイホーム保険

3位 「住自在」すまいの保険/日新火災

日新火災住自在すまいの保険

参考 価格.com保険

でも、人気ランキングから選ぶのはかなり危険!

というのも、

  • 保険会社によって、得意不得意がある
  • 同じ保険会社でも、商品によって補償やサポートが全然違う

など、ランキングでは分からない点がたくさん。

1つ1つの保険商品を細かく見ていくことが大切になってきます。

POINT
人気ランキングや金額だけで選ぶのは危険。あなたに合ったサポートが何かを考えないと、いざという時に補償が受けられないことに…。
火災保険って細かい設定がたくさんあって分かりにくいんだけど、どんなポイントで選んだらいいのかしら?

新築一戸建て【火災保険の選び方】7つのポイント

チェック

火災保険を決める時に考えないといけないポイントは7つもあります。

  1. 家財保険に入るかどうか
  2. 建物の構造を考える
  3. 補償範囲を選ぶ
  4. 建物の保険金額を決める
  5. 家財の保証額を決める
  6. 保険期間を決める
  7. 地震保険をセットするか決める

1 家財保険に入るかどうか

インテリア

まず、火災保険の対象を決める必要があります。

「保険の対象」というと難しく感じますが、簡単に言うと、火災保険を「建物」だけにかけるか、「建物」と「家財」両方にかけるのかということ。

賃貸であれば「建物」は対象にできません。

「建物」と「家財」の具体的な対象物は下の通りです。

建物の対象 家財の対象
  • 建物の基礎部分
  • 車庫
  • 浴槽
  • 床暖房
  • 地デジ、アンテナ
  • 便器
  • 調理台
  • 物置
  • 門、塀
  • 現金(※盗難の場合)
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • パソコン
  • テーブル
  • 洋服
  • 生活雑貨
  • カーテン
  • 自転車

注意しなければならないのは、保険会社によって補償されるモノとされないモノがあること。

具体的には

  • エアコン
  • 備え付けのオーブン
  • 庭木         など

「建物」と「家財」の両方に保険をかけると、その分保険料が上がることになるので、迷う場合は見積書をとることが大切。

見積書(設計書)には建物・家財のそれぞれの保険料が記載されているので、保険を検討するのに役立ちます。

関連 家財(火災)保険の請求例!子供がテレビの液晶を壊しても対象?

2 建物の構造で保険料は変わる

建物の構造を簡単に言うと

  • 木造(H構造)
  • 鉄骨造(T構造)

知っておきたいのは、火災保険も地震保険も、鉄骨造(T構造)の方が約半額程度になること。

構造の規定は保険会社によって違う場合があるので、ハウスメーカーに確認してみてください。

マンションなどで「コンクリート造」の場合はM構造と呼ばれますが、戸建てで該当することはまずありません。

3 補償の範囲を選ぶ

雨水

火災保険は火災だけではなく

  • 台風や雷など自然災害による損害
  • 盗難や破損など日常生活による損害

も補償することができます。

火災保険の補償になるものは下のようにたくさんあります。

  • 火災
  • 落雷
  • 破裂・爆発(ガスなど)
  • 風災、雹災、雪災
  • 水災
  • 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
  • 漏水などによる水濡れ
  • 集団行動に伴う暴力・破壊行為
  • 盗難
  • 予測不可能かつ突発的な事故
  • 地震、噴火、津波による損害(地震保険を付けた場合)

周囲の環境によって補償をはずすことが考えられるのは、

  • 水災
  • 風災
  • 雪災

の3つ。

雪害に関しては除外できることが多いですが、水害に関しては注意が必要です。

高台だからといって水災がないとは限りません。

国土交通省が出しているハザードマップで確認した上で検討する必要があります。

保険料だけで補償をはずしてしまうと、実際の災害時に困ることになるので、見極めは慎重にするべきです! 

4 建物の補償金額を選ぶ

住宅ローン

建物に損害が生じたときに支払われる保険金は、「建物の価値」によって変わり、保険料も変化します。

実は、建物の価値を評価する基準には「真価」と「時価」の2つがあります。

新価 新築に建て直すための評価額
時価 時価=新価-年数経過による消耗分

建物は年数が経つとごとに消耗・劣化していくため、時価の方が保険料は安くすみます。

ただ、評価額が低いと支払われる保険金も安くなるので建て替えるのに必要な金額が支払われる「新価」で保険金額を設定することのがお勧め

保険料が少々高くなったとしても、可能な限り自己負担額は「0」にしておくことが大切です。

保険金の受け取り時に、どちらが助かるかで考えてください。

5 家財保険の補償金額を決める

吹き抜け リビング

家財の補償額は保険会社が決めることはなく、自分自身で補償額を決めることになります。

全部焼失した場合に、「いくらあれば再び買い揃えることができ、新しい住まいを探すことができるのか」を考えた上で設定しないといけません。

設定が難しい場合は、各保険会社が作成している簡易保険表を目安にするのがお勧め。

簡易保険表

出典:あいおいニッセイ同和損保

注意しないといけないのは、家財の合計金額を上回る補償を受けることはできないこと。

自宅にある家財の金額の合計が800万円なのに、1000万円の補償に加入することができません。

6 地震保険をセットするか決める

地震

火災保険では、

  • 地震
  • 噴火
  • 津波

による損害は補償されません。

実は、地震保険は民間と国が共同で運営している保険なので、補償内容や保険料が保険会社によって変わることはないんです。

地震保険単独での加入はできません。

現在の加入率は30%と低水準ですが、日本は地震が非常に多い国なので、加入することが安心つながりますよ。

家財にも地震保険をつけるべきか?

地震では、建物よりも家財の方が損害を受けやすく、地震保険は被害認定もされやすいので、家財にも地震保険をつけることをお勧めします。

災害時に少しでも早く生活再建をするために、特にファミリー世帯では大切。

単身世帯で、必要なものを少しずつ買い足していく方法で十分なら、家財にまで地震保険を付保する必要はありません。

POINT
火災保険は選ぶポイントがたくさん。1つ1つの保険を自分で申し込むのは非常に大変です。
火災保険って契約期間はどうしたらいいのかしら?10年契約をした方がお得なの…

火災保険の契約期間は10年?短年?それとも35年一括?

カレンダー

契約期間で知っておくべきポイントは2つあります。

  1. 35年一括払いはできない
  2. 10年契約と短年契約どちらがお得か?

1 35年一括払いはできない

2015年までは火災保険は36年契約という長い契約期間を設定できましたが、現在は最長10年契約までになっています。

火災保険サイトの中には、35年一括払いの情報を載せているモノがありますが、情報が古いので注意してください。

2 10年契約と短年契約どちらがお得か?

多くの保険会社は10年契約を勧めてきます。

というのも、長期かつ一括払いをすれば、通常の保険料から大幅に割引され、保険料が割安になるんです。

損害保険会社によって割引率は違いますが、一般的な割引率は下の通り。

2年 5年 10年
7.5% 14% 18%

最初の支払額が大きいので負担に感じるかもしれませんが、トータルで考えると、長期契約の一括払いが断然お得です。

支払額が負担に感じるのであれば、長期年払い(保険期間は長期だが、保険料は1年ごとに払う)という方法もあります。長期一括払より多少保険料は上がりますが、それでも割安になります。

途中解約でも安心な解約返戻金

10年などの長期契約で心配なのが、途中で解約した場合。

ただ、火災保険には、「解約返戻金」という制度があるので安心です。

火災保険解約返戻金

出典:セゾン自動車火災保険

解約をした場合でも期間に応じた解約返戻金が戻ってきるので、解約のリスクは低いと言えます。

もし、「家族の収入や建物の状態、住宅ローンの残高を考えて、必要な補償を見直したい」と考えるなら、1年ごとに見直せる短期契約をお勧めします。

POINT
基本的には長期割引のある10年契約がお得!ただ、ライフスタイルの変化によって契約内容を細かく見直したい方は短契約もアリ。

どうしたら、安くて補償が充実した火災保険が見つかるのかしら?

新築火災保険を少しでも安くする方法

高い 安い

火災保険の保険料を少しでも安くするなら、火災保険の一括見積もりを利用するのが一番簡単。

特にお勧めなのが「価格.com火災保険」。

私自身も「価格.com火災保険」で一括見積もりをすることで、2万円も保険料を安くすることに成功しています。

具体的な保険料をぜひ見比べてください。

  1. ハウスメーカーが勧める火災保険の見積もり
  2. 「価格.com火災保険」の見積もり

1 ハウスメーカーが勧める火災保険の見積もり

新築火災保険見積もり

ハウスメーカーの勧める火災保険の見積もり

私は一条工務店で家を建てましたが、ハウスメーカーの勧める火災保険だと、

建物の保険料 219,470円
地震保険(建物) 36,900円
家財保険 36,810円
地震保険(家財) 4,500円
合計 297,680円

関連 一条工務店【火災保険】10年契約の割引金額とデメリット

2 「価格.com火災保険」の見積もり

火災保険見積もり

「価格.com火災保険」で最も安い保険料だったのは、「住自在・すまいの保険/日新火災」

建物の保険料 199,670円
地震保険(建物) 36,900円
家財保険 37,010円
地震保険(家財) 4,500円
合計 278,080円

見積もりを比較すると

価格.com火災保険 ハウスメーカーの火災保険
278,080円 297,680円

一括見積もりを利用することで、2万円近く保険料を安くすることに成功しています。

POINT
ハウスメーカーが勧める火災保険は必ずしもお得とは限りません。

補償やサポートなどすべての条件が全く同じではありません。また、保険を価格だけで判断することは非常に危険です。

【新築一戸建て火災保険選び】まとめ

家

新築で気をつけるべき火災保険選びのポイントをまとめてみます。

POINT

  1. 住宅火災は防げない
  2. 火災保険の準備は1~2か月前から始める
  3. 火人気ランキングから火災保険を選ぶのは危険
  4. 火災保険を選び方のポイントは7つ
  5. 火災保険は10年契約がお得
  6. 一括見積もりを利用すると、安い保険が見つかる

少しでも安い火災保険選びたいなら、一括見積もりはやっぱり欠かせませんね。

▼詳しい体験談は下の記事で▼
【火災保険一括見積もりの教科書】デメリットやキャンペーン情報

 

あなたが家族を守る火災保険を手に入れたいならおススメします。

▼「価格.com火災保険」公式サイトへ▼