【新築一戸建て火災保険の選び方ガイド】相場はいくら?いつ加入?

「火災保険って選び方が難しくって…」

「選び方で20万円お得になるって聞いたけど本当なの…」

家を建てると必要になってくるのが火災保険。

でも、火災保険は選び方が非常に難しく、担当者から言われるがままに入っている人が少なくありません。

勧められる保険が決して悪いものとは限りませんが、必要のない補償までついた割高な保険であることがよくあります。

実際、我が家の場合も、ハウスメーカーで勧められた火災保険だと割高なことが判明。

自分で探し出した火災保険で契約し、保険料の節約に成功しています!

でも、火災保険って本当に必要なの?火事を起こさなかったら、保険なんて必要ないんじゃないの…

新築で火災保険に入らないのは危険

火災

火事のニュースを耳にしない日は無いと言っていいほど、毎日どこかで火災が発生しています。

総務省消防庁が公表している消防白書によると、1年間の出火件数は約40,000件。1日当たりでみると120件の火災が発生。

これは、11分に1件の火災が発生している計算になります。

どうして毎日、こんなに多くの住宅火災が起こるの?

「放火の疑い」まで含めると驚きの割合

火災の原因

出典:セコム/家庭のぼ卯西対策

出火の主な原因は次の4つ。

1位 放火
全火災の約11%を占め、18年連続して出火原因の第1位。

2位 たばこ
全火災の約9%を占める。

3位 コンロ
全火災の約8%を占め、種類別ではガスコンロによる火災が最も多い。

4位 放火の疑い
全火災の放火の約7%。「放火」と「放火の疑い」で合わせると、全火災の18%を占める。

住宅火災を完全に防ぐことは不可能

火災の原因で注目して欲しいのは1位の「放火」と4位の「放火の疑い」。

合わせると、全火災の約18%という高い割合を占めていて、約5件に1件の割合で放火による火災が発生していることになります。

「たばこ」や「コンロ」であれば、意識を高めることで、未然に防げるかもしれませんが、「放火」はどれだけ気をつけていても、完全に防げるものではありません。

放火先に恨み等がある訳ではなく、単にうさ晴らしなどの理由で、放火が行われるという現実。

つまり、どれだけ意識を高め対策をしようが、火災を完全に防ぐことは不可能なのです。

POINT住宅火災という万一の場合に備えて、家や財産を守る火災保険は必ず入っておくことが欠かせません。
火災保険が必要なのは分かったけど、新しく家を建てた場合、いつごろ加入したらいいのかしら?

火災保険の加入のタイミングはいつ?

カレンダー

新築住宅の場合、引き渡しが終わると、家があなたのモノに。

まっさらな家が手に入る瞬間は嬉しいモノですが、逆に言うと、すべての責任があなたの手にかかってくるということ。

つまり、引き渡し日の引き渡し時刻には、火災保険に加入しておかなければなりません。

ただ、火災保険は入ろうと思うと、必要な書類を用意する必要があるので、前もって準備しておくことが大切です。

関連 新築【家の引き渡し】当日の流れとチェックリスト!お礼や時間は?

新築【火災保険】の必要書類

火災保険の申し込みに必要なモノは主に3つ。

  • 申し込み書類
  • 保険料
  • 建築確認書などの確認書類

上の3つが揃っていれば、引き渡し当日に火災保険の契約を結ぶこともできますが、バタバタしている中での契約はミスの元。

金額や補償内容をきちんと比較できるように、事前に情報収集を済ませておくことが大切です。

POINT最低でも引渡しの1週間前には手続きを済ませておく。1か月~2か月前から準備しておくと、余裕をもって火災保険を選ぶことができる。

 新築火災保険の相場

住宅ローン

火災保険は、

  • 建物の構造(木造か鉄骨、ツーバイフォー)
  • 家の大きさ
  • 補償内容

など、条件によって大きく金額が変わってきます。

火災保険相場

出典:価格.com

火災に強い構造(鉄骨・ツーバイフォーなど)で、火災のみの保証であれば、4万円から可能ですし、木造住宅で補償をたくさん付けた場合、30万円以上の保険料になる場合も珍しくありません。

POINT選び方一つで大きく保険料が変わるのが火災保険。補償の見極めは欠かせない。

実際の見積もりを公開

相場だけでは、実際の価格が分かりにくいので、我が家の見積もりを公開します。

新築火災保険見積もり

私は一条工務店のi-smartで建てているので、

  • ツーバイフォー構造(T構造)
  • 耐震等級3級
  • 建坪約40坪
  • 10年一括払い

の条件での見積もりとなっています。

関連 【真の坪単価格】一条工務店アイスマート40坪を総額いくらで建てたか!

でも、保険会社によって見積もりってそんなに違うのかしら?

見積もりを比較

上の見積もりは、「住まいのサポート保険」での見積もり金額。

「住まいのサポート保険」はハウスメーカーと保険会社が提携して出している火災保険です。

一番補償が手厚いプランだと10年で約22万円、家財補償や地震保険を合わせると約30万円。

「住まいのサポート保険」はハウスメーカーと保険会社が提携した保険なので、一番お得な火災保険だと思っていましたが、見積もりをとると、さらに安い火災保険が判明。

住まいのサポート保険 219,470円
住自在(日新火災) 199,670円

219,470円-199,670円=19,800円

約2万円近い差が見積もりの段階で出ています。

POINTハウスメーカーが勧める火災保険は必ずしもお得とは限らない。

補償やサポートなどすべての条件が同じわけではありません。また、保険を価格だけで判断することは非常に危険です。

保険会社によって全然保険料って違うのね!でも、どの保険会社にしたらいいのかしら?

新築一戸建て【火災保険】人気ランキング

火災保険に入ろうとする場合、まず迷うのが「どの保険会社にしたらいいの?」ということ。

保険会社の人気ランキングは下のようになっています。

1位 ホームアシスト(家庭総合保険)/朝日火災

朝日火災ホームアシスト

2位 セコム安心マイホーム保険/セコム損保

セコム損保セコム安心マイホーム保険

3位 「住自在」すまいの保険/日新火災

日新火災住自在すまいの保険

参考 価格.com保険

でも、人気ランキングから選ぶのはかなり危険!

というのも、

  • 保険会社によって、得意不得意がある
  • 同じ保険会社でも、商品によって補償やサポートが全然違う

など、ランキングでは分からない点がたくさん。

1つ1つの保険商品を細かく見ていくことが大切になってきます。

POINT人気ランキングや金額だけで選んではいけません。あなたに合ったサポートが何かを考えないと、いざという時に補償が受けられないことに…。
火災保険って細かい設定がたくさんあって分かりにくいんだけど、どんなポイントで選んだらいいのかしら?

新築【火災保険の選び方】7つのポイント

チェック

火災保険をきめる時に考えないといけないポイントは7つもあります。

  1. 家財保険に入るかどうか
  2. 建物の構造を考える
  3. 補償範囲を選ぶ
  4. 建物の保険金額を決める
  5. 家財の保証額を決める
  6. 保険期間を決める
  7. 地震保険をセットするか決める

1 家財保険に入るかどうか

インテリア

まず、火災保険の対象を決める必要があります。

「保険の対象」というと難しく感じますが、簡単に言うと、火災保険を「建物」だけにかけるか、「建物」と「家財」両方にかけるのかということです。

賃貸であれば「建物」は対象にできません。

ただ、「建物」と「家財」が具体的になにか分からないと決められないので、対象になるものを表にまとめます。

建物の対象 家財の対象
  • 建物の基礎部分
  • 車庫
  • 浴槽
  • 床暖房
  • 地デジ、アンテナ
  • 便器
  • 調理台
  • 物置
  • 門、塀
  • 現金(※盗難の場合)
  • テレビ
  • 冷蔵庫
  • 洗濯機
  • パソコン
  • テーブル
  • 洋服
  • 生活雑貨
  • カーテン
  • 自転車

注意しなければならないのは、保険会社によって補償の対象内か対象外か分かれるものがあること。

具体的には

  • エアコン
  • 備え付けのオーブン
  • 庭木         など

「建物」と「家財」の両方に保険をかけると、その分保険料が上がります。

片方にするか、両方にかけるのか迷う場合は、見積書をとることが大切。

見積書(設計書)には建物・家財のそれぞれの保険料が記載されているので、保険料を検討するのに役立ちます。

2 建物の構造で保険料は変わる

建物の構造を簡単に言うと

  • 木造(H構造)
  • 鉄骨造(T構造)

知っておきたいのは、火災保険も地震保険も、鉄骨造(T構造)の方が約半額程度になることです。

構造の規定は、保険会社によって違う場合があります。構造がよく分からない方は、ハウスメーカーに確認してみましょう。

マンションなどで「コンクリート造」の場合はM構造と呼ばれますが、戸建てで該当することはまずありません。

3 補償の範囲を選ぶ

雨水

火災保険は火災だけではなく、台風や雷など自然災害による損害や、盗難や破損など日常生活による損害も補償することができます。

火災保険の補償になるもの以下のようにたくさんあります。

  • 火災
  • 落雷
  • 破裂・爆発(ガスなど)
  • 風災、雹災、雪災
  • 水災
  • 建物外部からの物体の落下・飛来・衝突
  • 漏水などによる水濡れ
  • 集団行動に伴う暴力・破壊行為
  • 盗難
  • 予測不可能かつ突発的な事故
  • 地震、噴火、津波による損害(地震保険を付けた場合)

補償範囲を狭くすれば、保険料は安くなります。

周囲の環境によって補償をはずすことが考えられるのは、

  • 水災
  • 風災
  • 雪災

の3つ。雪害に関しては除外できることが多いですが、水害に関しては注意が必要です。

高台だからといって水災がないとは限りません。

国土交通省が出しているハザードマップで確認した上で検討する必要があります。

保険料だけで補償をはずしてしまうと、実際の災害時に困ることになるので、見極めは慎重にするべきです! 

4 建物の補償金額を選ぶ

住宅ローン

建物に損害が生じたときに支払われる保険金を設定するのですが、「建物の価値」によって保険金は変わり、保険料も変動します。

実は、建物の価値を評価する基準は「真価」と「時価」の2つがあります。

新価 新築に建て直すための評価額
時価 時価=新価-年数経過による消耗分

建物は年数が経つとごとに消耗・劣化していくため、時価の方が保険料は安くすみます。

ただ、評価額が低いと支払われる保険金も安くなるので、建て替えるのに必要な金額が支払われる「新価」で保険金額を設定することをお勧めします

保険料が少々高くなったとしても、可能な限り自己負担額は「0」にしておくことが大切です。

保険金の受け取り時に、どちらが助かるかで考えましょう。

5 家財保険の補償金額を決める

吹き抜け リビング

家財の補償額は保険会社が決めることはなく、自分自身で補償額を決めることになります。

全部焼失した場合に、「いくらあれば再び買い揃えることができ、新しい住まいを探すことができるのか」を考えた上で設定することが大事です。

設定が難しい場合は、各保険会社が作成している簡易保険表を目安にするのがお勧めです。

簡易保険表

出典:あいおいニッセイ同和損保

注意しないといけないのは、家財の合計金額を上回る補償を受けることはできないこと。

例えば、自宅にある家財の金額の合計が800万円の場合に、1000万円の補償に加入することができません。

6 地震保険をセットするか決める

地震

火災保険では、地震や噴火、津波による損害は補償されません。

地震保険は民間と国が共同で運営して保険です。そのため、補償内容や保険料が保険会社によって変わることはありません。

地震保険単独での加入はできません。

現在の加入率は30%と低水準ですが、日本は地震が非常に多い国なので、加入することが安心つながります。

家財にも地震保険をつけるべきか?

地震では、建物よりも家財の方が損害を受けやすく、地震保険は被害認定もされやすいので、家財にもつけることをお勧めします。

災害時に少しでも早く生活再建をするために、特にファミリー世帯では大切です。

単身世帯であったり、必要なものを少しずつ買い足していく等の方法で十分だと判断すれば、家財にまで地震保険を付保する必要はありません。

POINT火災保険は選ぶポイントがたくさん。1つ1つの保険を自分で申し込むのは非常に大変!
火災保険って契約期間はどうしたらいいのかしら?10年契約をした方がお得なの…

契約期間は10年?短年?それとも35年一括?

カレンダー

契約期間で知っておくべきポイントは2つあります。

  1. 35年一括払いはできない
  2. 10年契約と短年契約どちらがお得か?

1 35年一括払いはできない

2015年までは火災保険は36年契約という長い契約期間を設定できましたが、現在は最長10年契約までになっています。

火災保険サイトの中には、35年一括払いの情報を載せているモノがありますが、情報が古いので、ご注意ください。

2 10年契約と短年契約どちらがお得か?

多くの保険会社は10年契約を勧めてきますが、

長期かつ一括払いをすれば、通常の保険料から割引がきくため割安になります。

損害保険会社によって割引率は異なりますが、一般的な割引率は下の通り。

2年 5年 10年
7.5% 14% 18%

最初の支払額が大きいため負担に感じるかもしれませんが、トータルで考えると、長期契約の一括払いが断然お得です。

支払額が負担に感じるのであれば、長期年払い(保険期間は長期だが、保険料は1年ごとに払う)という方法もあります。長期一括払より多少保険料は上がりますが、それでも割安になります。

途中解約でも安心な解約返戻金

長期契約で心配なのが、途中で解約した場合ですが、解約返戻金という制度があります。

火災保険解約返戻金

出典:セゾン自動車火災保険

解約をした場合でも期間に応じた解約返戻金が戻ってきるので、解約時のリスクは低いと言えます。

もし、「家族の収入状況や建物の状態、住宅ローンの残高を考えて、必要な補償を見直したい」と考えるなら、1年ごとに見直せる短期契約をお勧めします。

POINT基本的には長期割引のある10年契約がお得!ただ、ライフスタイルの変化によって契約内容を細かく見直したい方は短契約もアリ。

こんなにたくさん選び方のポイントがあったら、どうしたらいいか分からなくなっちゃうわ…

【火災保険一括見積もり】5つののメリット

家族

火災保険選びに迷う方にお勧めなのが、火災保険の一括見積もり。

実際に利用した私が、「価格.com」の火災保険一括見積もりをお勧めする理由は5つあります。

POINT

  • 見積もりがたった3分で終わる
  • 最大12社から見積もりがとれる
  • 比較することで、必要な補償が最安値で手に入る
  • 専門のアドバイザーに無料で何度でも相談できる
  • 最大で20万円費用を削減できる

ちなみに選べる12社は下の保険会社です。

  • セコム損保
  • 損保ジャパン日本興亜
  • 三井住友海上
  • 富士火災
  • チャブ保険
  • 東京海上日動
  • AIU保険
  • 日新火災
  • 共栄火災
  • 朝日火災
  • あいおいニッセイ同和損保
  • セゾン自動車火災

なかでも、一番うれしかったのは、専門のアドバイザーに無料で相談できることです。

第3者的な立場から的確なアドバイスをしてもらえるので助かりました。火災保険は補償の幅が広いので

しかも、何度相談しても無料!(実を言うと私、10回以上相談しています。)

関連 【火災保険一括見積もりの教科書】デメリットやキャンペーン情報をチェック

【新築一戸建て】火災保険選びのまとめ

家

新築で気をつけるべき火災保険選びのポイントをまとめてみます。

POINT

  • 火災保険は、あなたの家と家族を守ってくれる
  • 引き渡しに間に合うように、余裕をもって準備する
  • 火災保険は、会社や保証によって金額が全然違う
  • 一括見積もりを利用すれば、最大で20万円費用を削減できる

あなたの家族を守る、ベストな保険を手に入れるチャンスです。

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火災保険で一括見積もりを利用した人の口コミ・評判

「新築一戸建て用の見積もりで驚くほどの安さ」

東京都在住 Tさん

ハウスメーカーに案内された火災保険が非常に高かったので、もっと安くならないかとずっと考えていました。

案内された火災保険が高かった原因は、必要以上に補償がついている内容だったことが、アドバイザーに相談して分かりました。

一括審査の結果、保険料がかなり安くなり、とても満足しています。

価格だけでなく、アドバイザーが非常に親身になって相談に乗って頂けたことが、今の保険会社にする決め手になりました。

「どうしても地震保険に入りたかった」

大阪府在住 Oさん

地震のニュースを見て「家族のために地震保険に入らないと」と思い一括審査してみました。

「地震保険は火災保険と合わせてでしか入れない」との事なので、今まで入っていた火災保険を解約して、今の保険会社に乗り換えました。

結果、保険料も安くなり補償も充実し大満足です。

「満期で切替え。ここまで節約できるとは!」

広島県在住 Yさん

10年前、家を購入した際に契約した火災保険が満期を迎えたので、今度は補償内容を見直し、今の保険に切り替えることになりました。

私の家の近くに氾濫するような大きな川はないですし、土砂崩れを起こすような切り立った崖も無いので、補償の範囲を狭めることにしました。

私の家に適した補償プランを選択しただけで、ここまで保険料が下がるとは正直驚きです。

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