「着手承諾をすると、次は何をすることになるの…」
「着手承諾の後って、変更はやっぱりできないのかしら…」
長い打ち合わせの最後にやってくるのが「工事着手承諾」
着手承諾を迎えると、家づくりの前半戦終了となります。
一条工務店の着手承諾について、あなたに伝えたいことは3つ。
POINT
- 着手承諾すると変更は原則不可能になる
- 解約は可能だが、違約金を請求されることになる
- 承諾後には「火災保険」と「外構」が待っている
ただ、簡単にハンコを押してしまい、着手承諾に後悔している方がいるのも事実…。
一条工務店の公式サイトでは分からない、着手承諾の真実に迫っていくことにします。

目次
工事着手承諾とは「一条工務店の着工スタート」のこと

着手承諾の正式名称は「工事着手承諾」。
「工事着手承諾書」にハンコを押すと、打ち合わせの内容が確定し、工事が開始されることに。
つまり、着手承諾をすることによって
- 各種申請書類の作成
- 資材の発注
- 構造材の加工
など、工事の手配が始めることになります。
具体的な承諾内容には「上棟」も含まれます
「着手承諾」の具体的な内容は次の通りです。
横にスクロールできます⇒
着工 | 各種工事を始めるのは、着手金が振り込まれた後にする |
上棟 |
|
工事 |
|
着手承諾は、工事をスタートさせる大切な契約です。

着手承諾前は「最終仕様確認での変更チェック」が欠かせない

着手承諾書にサインする前には、営業担当と「最終打ち合わせ(最終仕様確認)」の内容をもう一度確認することに。
特に注意したいのは、「最終打ち合わせ」でミスや修正があった方。
「最終打ち合わせで指摘された変更がきちんとされているか」のチェックは欠かせません。
後で詳しく書きますが、「着手承諾書」にハンコを押してしまうと変更不可になってしまいます。
POINT
「工事着手承諾書」にサインすると、後戻りすることが難しくなります。
関連 一条工務店【最終打ち合わせ】仕様確認後の変更や注意点は?

着手承諾後に「クロス変更」や「コンセント追加」はできないの?

先ほど「着手承諾の後は変更できない」と書きましたが、厳密には変更可能。
着手承諾書には次のような文章が載っています。
今後、御承諾内容に変更が生じますと、確認申請や施工図面の変更はもとより、発注材料の差し戻しや配送・施工計画の再検討など、様々な変更手続きが必要となり、追加費用がかかるばかりでなく、工事ミスの発生や工期が延びる可能性が非常に高くなりますので、本御承諾後の変更は、ご遠慮ください。
つまり、
変更はできますが、莫大なお金がかかりますよ
ということ。
クロス変更ではそれほど費用はかからないかもしれませんが、図面の変更になると多額の料金が発生すること間違いなしです。
トラブルがあれば図面変更も可能です
我が家の場合、着手承諾後に打ち合わせ内容との違いに気づきトラブルに…。
一条工務店にクレームを申し立てる事態になりましたが、異議が認められ、追加費用なしの図面変更に成功しています。
POINT
一条工務店側にミスがあれば、着手承諾後でも変更は可能。打ち合わせの記録をしっかり取っておくことが大切です。
関連 一条工務店に初クレーム!連絡先はどこに?営業の対応はどう?

一条工務店「着手承諾後」の解約や延期について

どうしても間取りや仕様に納得がいかない場合は、着手承諾の延期をしてもらうのも1つの手段。
モヤモヤした気持ちのままでハンコを押しても、絶対に満足することができません。
正直に今の気持ちを一条工務店に伝えて、設計のやり直しをしてもらうべきです。
解約の違約金について
延期や設計のやり直しをしても満足できない場合、解約するのも1つの手段に。
解約する時に気になるのは、「契約金100万円」の行方。
仮契約の時点では全額返金ですが、本契約の後だと
- 図面作成費用
- 土地の測量や地盤調査費用
- 家を建てるのに必要な申請費用
などの諸費用を差し引いた金額が返金されます。
着手承諾直前だと多額の費用が発生しているはずなので、解約しても少額の返金にしかなりません。
打ち合わせ費用が100万円を超えることないので、追加費用を請求されることはありません。
着手承諾後の解約になってしまうと、「違約金」として追加の費用を請求される場合も出てきます。
POINT
「解約」をするのなら、なるべく早く一条工務店に申し出ることが大切です。
関連 一条工務店【仮・本契約】解約で100万円の契約金トラブルは本当?

着手承諾した後って、どんなことに注意したらいいの?
【着手承諾後にやることの注意点】契約から引き渡しまでの流れは?

着手承諾が無事終わると、いよいよ家の工事がスタート。
次のようなスケジュールで工事が進んでいくことになります。
工事スケジュールで特に注意して欲しいことは次の3つです。
- 着手金が必要になる
- 外構業者を探し
- 火災保険選び
1 着手金が必要になる
一条工務店では、建築費用を3回に分けて振り込むようになっています。
- 着手金:建築費用の1/3
- 上棟金:建築費用の1/3
- 最終金:建築費用の1/3
「着手金」を支払うないと工事がスタートしないので、事前に「つなぎローン」などを考えておく必要があります。
関連 一条工務店【住宅ローン】アイフラット35(i-flat)のキャンペーン金利は?
2 外構業者探し

一条工務店の打ち合わせに「外構(お庭)」は含まれていません。
というのも、一条工務店自体は外構を手がけておらず、提携している外構業者を紹介するシステムだから。
ただ、提携業者で外構をすると中間マージンが発生するので、相場よりも高額な費用を払うことになるので注意してください。
関連 一条工務店【外構】費用を徹底比較!提携業者を選ばない3つの理由
3 火災保険選び

工事の間に決めなければならないのが「火災保険」。
一条工務店にはオリジナルの火災保険「住まいの保険」がありますが保険料が高い場合も…。
外構業者と同じで、補償内容と費用を照らし合わせて判断することが大切です。
関連 一条工務店の【火災保険】10年契約の割引金額は?3つのデメリット
工事着手承諾後には、お金の支払いを1つ1つクリアしていく必要があります。
【まとめ】着手承諾書で一条工務店の打ち合わせは終了

着手承諾のポイントをまとめます。
POINT
- 着手承諾すると変更は原則不可能になる
- 解約は可能だが、違約金を請求されることになる
- 承諾後には「火災保険」と「外構」が待っている
着手承諾後の最初の工事が「地縄張りの確認」。
地縄張りを間違ってしまうと、家の工事に大きな影響が出てしまうので十分注意してください。
[/box]あなたに合った理想のお庭を手に入れる方法

家づくりと同じぐらい悩むのが「お庭づくり(外構)」。
こだわってつくった家には、ステキなお庭が欠かせませんが、失敗されている方が多いのが現実です。
お庭づくりを成功させる1番のコツは、
信頼のできる外構業者に出会うこと
ただ、外構業者と知り合う機会は少なく、途方に暮れることが多いのが現実。
もし優良な外構業者に出会いたいなら、私も利用した「タウンライフ外構」がおすすめ。

実際に「タウンライフ外構」を利用してみて、分かったメリットは5つです
POINT
- 無料で複数社から外構プランがもらえる
- 中間マージンを削減できる
- 相見積もりで価格競争が生まれる
- 信頼できる業者を紹介してもらえる
- わずか3分で依頼が完了する
「タウンライフ外構」を利用したおかげで、こんなステキなお庭プランを手に入れることができました。

▼実際の体験談▼
一条工務店【外構】価格を徹底比較!提携外業者を選ぶべき3つの理由
あなたが理想のお庭を手に入れたいなら、おススメします
▼公式サイトへ▼