竣工(施主)検査で発覚した8つのトラブル!立会いのポイントは9つ

「トラブルが発覚したら、どう対応してくれるの?」

家の工事が終わり、引き渡しが無事終われば、念願のマイホームが手に入ります。

でも、引渡し前に待っているのは大事な竣工検査。

図面通りに家が建っているのかチェックするのが竣工検査の目的です。

「図面があるんだからちゃんと建つんじゃないの?」と思うかもしれませんがなかなか図面通りに建たないのが現実。

私は一条工務店で家を建てましたが、建築費用に4000万円以上もかけてしまっているので、ちゃんと工事が行われているのかは気になってしかたありません。

我が家の建築費用については下の記事で!

関連 【真の坪単価格】一条工務店アイスマート40坪を総額いくらで建てたか!

気になって夜も眠れなかった私は、もちろん竣工検査の立ち会いをすることに。

すると、やっぱり不具合や図面通りできていないところがあったので、どんなトラブルだったか報告します

竣工検査ってよく聞くけど、いったいどんなことをするの?

竣工検査に立ち会いって必要?

チェック

竣工検査ってあまり聞き馴染みがない言葉ですよね。

家を建てたり、リフォームでもしなければ聞く機会のない言葉です(私も知りませんでした…)。

実は検査には3つの種類があるんです。

  • 竣工検査
  • 完了検査
  • 施主検査

「竣工検査」と「完了検査」の違い

「竣工検査」の他に「完了検査」というモノがあります。

同じ意味のように思いますが、竣工検査と完了検査では少し意味合いが違ってきます。

  • 竣工検査・・・施工会社・工事監理者・施主によって行われる最終的な検査のこと
  • 完了検査・・・建築基準法に基づいて、特定行政庁または第三者機関によって行われる建物検査のこと

「施主検査」って何?

施主が立ち会ってする検査のことを「施主検査」と呼んだりもします

竣工検査の一般的な手順としては、ハウスメーカーなどの施工会社や工事責任者が行い、その後に施主が立ち会うことになっています。

つまり、竣工検査の中で、施主が立ち会って行う検査が「施主検査」。

「竣工検査」に立会いは必ずしも必要ないので「施主検査」をしない方も多くいますが、トラブルを防ぐためにも、できる限り立ち会うことがお勧め。

参考 コトバンク

大切な家の検査なんだから立ち会うことも大切よね!でも、検査ってぐらいだから準備物が大変そう…

【施主検査】に必要な持ち物や時間

時計

施主検査と言っても、事前にハウスメーカーの方で検査をしているので、そこまで細かく検査をする必要はありません。

でも、経験したことのないことって、なんとなく緊張しますし、検査なんて言われると余計に不安が増します。

少しでも不安が解消できるように、検査に必要な持ち物や時間について、気になる点をお話しますね。

ハウスメーカーや工務店によって検査の仕方に多少の違いがあります。気になる場合は営業さんに確認してください。

施主検査に必要な持ち物

私が実際に持っていったものは5つ。

  1. 間取り図面
  2. メジャー
  3. デジカメ
  4. 付箋やマスキングテープ
  5. スリッパ
  6. ユンケル

1 間取り図面

着手承諾の時に頂いた最終図面が一番正確。

  • 1・2階平面図
  • 電気設備図面

間取りの打ち合わせをしていた時は詳細に覚えていても、数カ月間の工事で記憶があやふやになっていってるものです。

特に、私のような記憶力に不安がある人には必須。

関連 一条工務店【間取り図】ルールとプラン!理想のアイスマートを建てる方法

関連 【配置図公開】便利なコンセントの位置は?新築一戸建てで失敗しない方法

2 メジャー

細かい寸法などはメジャーできちんと測定することが大切。

私は新築に合わせて、洗濯機やテレビなどの家電を買い替えることにしているので、サイズ確認のためにも必要不可欠。

忘れていたとしても、営業さんや工事責任者の方が必ず持っているので大丈夫ですけどね。

3 デジカメ

不具合や傷などはデジカメやスマホで記録に残しておくと、後でトラブルになることも防げますし、忘れることもありません。

新築に合わせて家具やカーテンを新調する方も多いので、色合わせにも使えます。

家が一番キレイな状態ですので、記念にもなりますしね。

4 付箋やマスキングテープ

壁のよごれなど気になる所に貼れるようにしておくと便利です。

付箋だとすぐにはがれてしまうので、お勧めはマスキングテープ。

5 スリッパ

普通は用意されているモノですが、念のため。

6 ユンケル

細かくチェックしたい人だけに必要なモノ。

長丁場を覚悟するのであれば、途中でしっかり栄養補給することも欠かせません(私は持っていってませんが…)。

施主検査の時間

私が施主検査にかかった時間は約2時間30分。

時間に関しては1時間で終わる場合もあれば、4時間もかかる場合もあります。

細かくチェックすればするほど時間がかかるモノなので、じっくり検査したい人は万全の体調で挑んでください(笑)。

POINT最低2時間はかかると思ってください。間取り図・デジカメ・メジャーは必需品。

施主検査の注意点

施主検査でチェックすべきポイントを9つにまとめてみました。

  1. 図面通りに建てらているか
  2. すべてのドアを開けられるか
  3. キズや凹みはないか
  4. スイッチが付くか
  5. 蛇口から水は流れるか
  6. 断熱材は入っているか
  7. 床はきしまないか
  8. 外壁はきれいに仕上がっているか
  9. インターフォンやリモコンは作動するか

1 図面通りに建てらているか

「図面があるんだから当然その通り出来ているでしょ!」と思ったら大間違い。

図面通りに設計されていないことは多々あります。

我が家では、タレ壁の高さに間違いが…!

2 すべてのドアを開けらるか

ちょっとした歪みでドアは開かなくなるので、違和感を感じたら伝えることが大切。

一条工務店の場合、カーテンの代わりに窓にハニカムシェードが付いているので、ちゃんと上げ下ろしできるかもチェックしましょう。

特に電動タイプは要注意!

関連 結露対策!3種類のハニカムシェード(遮光・断熱・レース)に必要な物

3 キズや凹みはないか

作業で、どうしても床や壁のクロスは傷つく場合があります。

クローゼットの中など、人の目が行き届きにくい所は要チェック。

我が家では、シューズクロークに凹み、クロスに落ちない汚れが…!

4 スイッチが付くか

新しい家に住んでまず苦労するのは、どこにスイッチやコンセントがあるか。

電気図面通りの位置や高さにスイッチやコンセントがあるかも確認する必要あり。

我が家では、点かないスイッチが…!

関連 【配置図公開】便利なコンセントの位置は?新築一戸建てで失敗しない方法

5 蛇口から水は流れるか

水が流れるかチェックする時に、一番忘れそうなのはトイレ。

実際に流してみて不具合がないか確認することが大切です。

洗面台など水回りには収納をたくさん用意されている方が多いので、中身もチェック。

我が家では、タオルリングの場所に違いが…!

使いやすい間取りの作り方については下の記事で

関連 一条工務店【間取り図】ルールとプラン!理想のアイスマートを建てる方法

関連 一条工務店【平屋】価格や間取り図、勾配天井の9つのデメリット

6.断熱材は入っているか

1階の床と2階の天井には点検口があるはず。

新築なので内装や外観はどのハウスメーカーでもキレイに見えますが、点検口をのぞくと本当の実力がハッキリ!

  • 何か落ちていないか
  • 水漏れなどがないか
  • 断熱材がしっかり入っているか

などをチェックする必要があります。

ちなみに、一条工務店は全ハウスメーカー中№1の断熱性能。

詳しくは下の記事で!

関連 【一条工務店の真実】評判・坪単価は?アイスマートを建てた12の感想

7.床はきしまないか

目線を下に落とすことも大切。

  • 歩いてみて床がきしむところはないか
  • 巾木がきれいに施工されているか

特に、我が家は床材にこだわって朝日ウッドテックの「ライブナチュラルプレミアム」を採用しているので、念入りにチェックしています。

我が家では、巾木が1箇所施工されていないところが…!

関連 一条工務店の無垢床材?新フローリング「ライブナチュラルプレミアム」の価格

8.外壁はきれいに仕上がっているか

家の中だけでなく、家の外側もチェックしましょう。

水回りや窓廻りのコーキングは気になる所。

一条工務店の外壁と言えば、ハイドロテクトタイルが「汚れが付かない」と評判です。

関連 ハイドロテクトタイル【toto】の耐用年数は?評判、メンテナンス価格をチェック

我が家ではハイドロテクトタイルに汚れが…!

9.インターフォンやリモコンは作動するか

実際にボタンを押してみることが大切。

ただ、インターホンについては点検できない方も多いはず。

我が家のように、外構をハウスメーカーに頼まず、自分で探した外構業者に頼んだ人は、まだ石や土だらけな庭ですからね。

どうして、ハウスメーカーに外構を頼んではいけないかは下の記事で!

関連 外構費用を比較!一条工務店【外構業者】を選ばない3つの理由

POINTただ見るだけでなく、触ったり使ってみたりすることが大切です。

施主検査の便利なチェックリスト

9つのチェックポイントを書きましたが、実際の注意点はまだまだあります。

私のようにすぐ右から左に抜ける方にお勧めなのが、チェックリストを作っておくこと。

ただ、自分で作るとなると大変

嬉しいことに、施主検査用のチェックリストを作られている方がおられます。

私もダウンロードして持っていきましたが、非常に良く出来ているチャックリストなのでお勧め。

興味ある方は下からどうぞ!

内覧会チェックリスト – 住まいの調査団(PDFファイル)

チェックリストがあると分かりやすいわね!でも、実際にはどんな不具合があるのかしら?

我が家のトラブルを写真で公開

文字だけだと実際にどんな不具合があるのか分かりにくいので、我が家のトラブルを写真で公開しますね!

1 タレ壁の高さが違う

竣工(施主)検査垂れ壁

我が家は垂れ壁の下に家具を置くことにしています。

家具の上にホコリがたまらないように、垂れ壁の高さを長くしたのですが、図面より短いタレ壁に…。

もしかしら、垂れ壁を長くする人なんて珍しいのが原因かもしれません。

2 「かってにスイッチ」が点かない

竣工(施主)検査スイッチ

「かってにスイッチ」とは、人の動きを検知して、明かりが勝手にオンオフする優れモノ。

私は電気の消し忘れが多く、妻にさんざんに怒られるので、勝手にスイッチを多く設置したのですが、1か所全く反応しません…。

3 オープンステアに傷

竣工(施主)検査傷

一条工務店のアイスマートの魅力の1つが、オープンステアを格安で採用できること。

もちろん我が家も採用したのですが、パネルに傷が…!

以前は標準仕様で設置できましたが、今は残念ながら2万円ほどオプション代がかかります。

関連 【間取り】7つのデメリットを上回るオープンステア!オプション化しても採用

4 タオルリングの場所が違う

竣工(施主)検査リング

私の妻がこだわったモノの1つがタオルリングの位置。

使いやすさを考えて場所を決めたのですが、図面と違う位置に…!

私にはタオルリングへのこだわりが良く分からないので、これ以上詳しく書けません…。

いずれ妻に記事を書いてもらう予定なのでお楽しみに。

5 シューズボックスに凹み

竣工(施主)検査凹み

写真だと分かりにくいかもしれませんが、シューズボックスに小さい凹みが…!

家をキレイに保つための玄関収納については下の記事で。

関連 【間取り】ファミリー(家族用)玄関は使わない?失敗を防ぐ2つのポイント

6 巾木がない

竣工(施主)検査巾木

足元って気づきにくいので、案外ミスが多くありますよ。

特に巾木は、よく見ておかないと見逃してしまうかも…!

7 クロスに汚れ

竣工(施主)検査クロスの汚れ

写真では分かりにくいかもしれませんが、クロスに消えない汚れが…。

ちょっとした汚れだと思って拭いてもらったのですが、残念ながら消えませんでした。

部屋の雰囲気を高めるアクセントクロスの選び方については下の記事で!

関連 失敗例から学ぶアクセントクロス(壁紙)!子供部屋・トイレ・寝室の選び方

8 ハイドロテクトタイルに汚れ

竣工(施主)検査汚れ

写真の箇所以外にも、何か所か汚れが…!

外壁の汚れは、周りの人にも丸分かりなので気になりますよね。

竣工検査で大切な3つのこと

チェック

1 思ったことや感じたことはガンガン聞く

私のような恥ずかしがり屋さんには、思ったことを口に出せない人も多いはず。

でも、施主検査では気になる箇所は必ず聞くことが大切。直してもらえるところは直してもらわないとね!

聞かないでいると逆に、後で不安になって後悔することになりますよ。

2 粗探しはしない

「新しい家を建てたんですから、なるべく美しい状態で引き渡しを迎えたい!」というのが本音ではないでしょうか?

でも、粗探しはキリがありません。

大工さんや設備関係者の手作業で家は建つので、細かいキズは必ずあるモノ。

いくら心配しても、生活していけば自然と傷はついていきます(我が家のようにやんちゃ息子が2人もいると、傷つけないなんて絶対にムリ!)。

もちろん、目につくキズや、普通に生活していて困る不具合は別ですよ。

3 施主検査ですべては分からない

検査には3時間程度かかりますが、すべてを見つけるなんて不可能。

実際に生活してみないと気づかない事ってたくさんありますからね。

一条工務店の営業さんからは

「引き渡しや2か月点検の時にも聞くので、気になったことは全部メモしておいてくださいね」

と言われています。

POINTよほどのケースでない限り、ハウスメーカーは無償できちんと対応してくれます。

竣工検査のまとめ

噂には聞いていましたが、実際に施主検査をしてみるとやっぱり不具合ってあるモノですね。

でも、別に腹は立ちませんでしたし、不安にもなっていません。

不具合は何か所か見つかりましたが、営業さんや工事監督から「どういう風に対応するのか」きちんと説明があったので、逆に安心したぐらいです。

一生住み続ける家なので、何よりも大切なのは、アフターケアーをしっかりしてくれること。

やっぱり、信頼できるハウスメーカーを選びは欠かせません!