「住宅建築を勉強するなら、どの本から読み始めたらいいの…」
「基礎知識を学ぶなら、どの本で勉強したらいいのかしら…」
設計士やマイホームを建てたい人に欠かせないのが「住宅設計本」。
私も多くの住宅設計本を熟読したおかげで、理想の住宅設計術を獲得ことに成功しています。
ただ、間違った住宅設計本を読んでしまったせいで、トラブルに巻き込まれている方がいるのも事実…。
書店員が教えない、「住宅設計本」の真実に迫っていくことにします。
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住宅設計本のおすすめランキング
実際に読んで本当におすすめできる住宅設計本は次の通りです。
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1位 | 住まいの解剖図鑑 |
2位 | 新米建築士の教科書 |
3位 | あたらしい家づくりの教科書 |
4位 | 間取りの方程式 |
5位 | 建築知識ビルダーズ |
6位 | 家を建てたくなったら |
7位 | 伊礼智の住宅設計作法(心地よさのものさし) |
8位 | とっておき住宅デザイン図鑑 |
9位 | 住宅のプロが必ず身につける建築のスケール感 |
10位 | すごい平屋 |
11位 | 最高の二世帯住宅をデザインする方法 |
1位 住まいの解剖図鑑
先人たちが積み重ねてきた住宅設計の定石を学ぶための書籍が「住まいの解剖図鑑」。
「住まいの解剖図鑑」では、ごく普通の住宅で当然のように作られている空間や装置を550点以上のイラスト付きで解説。
本書を読むことで、心地よい住宅を設計するため仕組みを学ぶことが可能になります。
「住まいの解剖図鑑」の評判・口コミ
「住まいの解剖図鑑」を読むと、家に求めるものが具体的になってきます。
自分が生活する上での必要な機能が明確になったので、逆に「何を削るべきか」がよく分かりました。
設計の優先順位に悩んでいる人にも、「住まいの解剖図鑑」はおすすめだと思います。
住宅設計の基本的な考え方がきちんと語られいるので、最初に読んで欲しい本。
設計に悩んだ時に読み返すと根本に戻って考え直すことができるし、型にはまらずに自分なりの応用ができるのも良かったです。
2位 新米建築士の教科書
若手建築士・設計士が「どうしたら一人前になれるのか」を解説したのが『新米建築士の教科書』。
本書では、
- プランニングメソッド
- 資金計画、法令調査
- 模型作り、施工者探し
など、建築士として食っていくための知識をすべて網羅。
新人教育の教本としても使えるので、設計事務所・工務店の経営者の方にもおすすめです。
関連 【建築本おすすめランキング12選】初心者が勉強すべき基礎知識ならコレで決まり!
「新米建築士の教科書」の評判・口コミ
長らく建築士をしていますが、「あと20年早くこういう本が世に出て欲しかった」というのが正直な感想。
新人の建築士が覚えておくべきポイントが、余すところなく書かれています。
しかも、写真や図も豊富でツボを抑えた書き方になっているので、頭の中で構造物が組み立てられていくように知識が整理されていく感じ。
本書を読んで建築業界で働けるなんて、今の人がうらやまし過ぎます。
一言で本書をまとめると「超実学的な教科書」。
普通に働いているとたくさんの失敗を繰り返して一人前になるところですが、本書には対策が1つずつ丁寧に書かれているので安心。
こんなボリュームの本が、わずか2000円弱なんて信じられません。
「騙されたと思って買ってください」と自信をもって勧められる良書です。
3位 あたらしい家づくりの教科書
はじめて家を建てる人を対象に、高性能なエコハウスの意義を伝えてくれるのが「あたらしい家づくりの教科書」。
本書では、家づくりの最前線で活躍する9人のエキスパートが、
- 健康
- 光熱費
- デザイン
- 暮らし方
まで、それぞれの専門性を生かして徹底解説。
目に見えない部分を、分かりやすいイラストや写真・説得力のある言葉で表現している必見の1冊になっています。
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「新しい家づくりの教科書」の評判・口コミ
第一線で活躍されている人達の共著になっていて、まさにドリームチームが書いた本。
多人数で書かれていますが、内容の重複や矛盾もありません。
各パートごとに分かりやすくまとまっているし、図やイラストも多用されているので、初心者にも読みやすいので本当におすすめ。
これだけの内容をカラーページで読め、丁寧な装丁まで付いて1500円ほどなんて、破格過ぎる安さだと思います。
今まで「どうやったら素敵な家になるか?」ばかり考えて、たくさんの間取り本やインテリア本を読んできました。
でも、「あたらしい家づくりの教科書」に書かれているのは、興味を持たれにくい家づくりの本質。
「断熱」や「気密」や「エコな住宅」など、家を建てるにあたっての本当に大切なことが丁寧に書かれています。
オシャレな見てくれに騙されず、「本当にいい家」を建てたいなら絶対に読んだ方がいいですよ!
4位 間取りの方程式
ベテラン設計者たちが使っている、間取りを「正解」に導く方程式を記した書籍が『間取りの方程式』。
「間取りの方程式」では、プロのやり方を25の視点でセオリー化。
「間取りの方程式」で解き方を学べば、間取りを見る目が根本から変わってくるはずです。
関連 【間取り本のおすすめ14+5選】Amazonよりも徹底解説します!
「間取りの方程式」の評判・口コミ
住宅設計の基本的なルールががきちんと語られいるので、とても参考になりました。
設計に悩んだ時に読み返すと根本に戻って考え直すことができるし、型にはまらずに自分なりの応用ができるのも良かったです。
住宅設計の基本を解説しながら、同時に著者の飯田豊氏が実際に設計した間取りも紹介。
「本の内容」と「間取りプラン」を比べながら読み進めることができるので、とっても参考になりました。
5位 建築知識ビルダーズ(注文住宅雑誌)
「建築知識ビルダーズ」は、工務店やハウスメーカーなどの建築業界で働く人のための仕事誌。
最新の建築情報を元に、
- お客との打ち合わせ
- 間取り設計
- プレゼン
まで、すべてのテクニックを事細く徹底取材。
豊富な資料や写真・図面も公開し、お客との契約を「一発OK」できるノウハウを紹介します。
建築知識ビルダーズ(スーパー工務店)の評判・口コミ
何回も何回も営業を繰り返しているんですが、なかなか契約を取ることができず困っていました。
そこで読むことにしたのが「建築知識ビルダーズ」。
「どうやったらお客のニーズ」を捉えられるのかが、事細かに書かれていて、すぐに実践できる内容ばかり。
おかげで、本書を読む前より契約数が増え、成績もうなぎ登りです。
毎号楽しみに「建築知識ビルダーズ」を読んでいますが、今回は「神回」と言える内容。
お客の要望を間取りに取り入れる方法が書かれていて、今までの設計本には載っていない内容ばかり。
建築知識ビルダーズ」の方法を試してから、お客さんの反応も良くなり、前以上に住宅設計が楽しくなっています。
6位 家を建てたくなったら
建築家とゼロから『いい家』を建てるための本が「家を建てたくなったら」。
「家を建てたくなったら」では、
建築家選び
土地探し
予算管理
間取り
建材
中古住宅リフォーム
など、人気建築家が「まず何から家づくりをスタートしたらいいのか」を丁寧に指南してくれます。
関連 【注文住宅本・雑誌おすすめランキング】勉強に最適なのはどれ?
「家を建てたくなったら」の評判・口コミ
「著者の提案」や「家づくりの考え方」はどれも納得がいく内容ばかり。
今までは「間取り」や「部屋数」を中心に考えていましたが、「何を根本にすればいいか」がよく分かりました。
頭の中で要望がまとまらない状態でしたが、「家を建てたくなったら」のおかげでプランを考えるのが楽しくなっています。
「家を建てたくなったら」を読むと、家に求めるモノが具体的になってきます。
自分が生活する上で必要なモノが明確になったので、逆に「何を削るべきなのか」がよく分かりました。
設計の優先順位に悩んでいる人にも、「家を建てたくなったら」はおすすめだと思います。
7位 伊礼智の住宅設計作法Ⅲ(心地よさのものさし)
人気建築家である伊礼智氏が、「性能と意匠」を両立させた自身の設計方法について書き下ろしたのが「住宅設計作法Ⅲ」。
「住宅設計作法Ⅲ」では、
- 写真
- 図面
- 詳細図
- 性能表
まで掲載して、設計した8軒の住宅を徹底的に解説。
「住宅設計作法Ⅲ」を読めば、「何を”ものさし”とし、心地よさ(性能)と佇まいの美しさ(意匠)をどう調和させるのか」がすべて分かるようになっています。
「伊礼智の住宅設計作法」の評判・口コミ
伊礼さんが設計した住宅なので、デザインが素敵なのは当たり前。
今回は性能評価も載っていて、「こんなに性能が高いの?」と驚かされます。
どの写真からも”木の温もり”や”柔らかい自然光”が感じられ、「こんな家に住めたら心地いいだろうなぁ」と心の底から思わせてくれますよ。
実際に設計した家の写真が大量に紹介されているから、初心者でも分かりやすい。
建築家を伊礼智さんが、どんなことを考えながら設計していて、実際にどんな形で仕上がってくるのかが、よく伝わってきます。
本を眺めているだけで心地よい空間にいる気持ちにさせてくれるのも本書の特徴。
これから家を建てる人なら、絶対に買った方がいいですよ。
8位 とっておき住宅デザイン図鑑
快適かつ美しい、愛着のもてる家づくりの指南書が「とっておき住宅デザイン図鑑」。
心地よい住まいをつくる200のルールをオールカラーで掲載。
写真には“吹き出し”が付いていて、写真だけで内容が把握できる構成に。
写真と間取り図を見れば家づくりのポイントが理解できる、まるで図鑑のような住宅デザイン本になっています。
関連 【住宅デザイン本のおすすめランキング】建築家が叶える理想の家とは?
「とっておき住宅デザイン図鑑」の評判・口コミ
外観のデザインや素材の奇抜さにこだわるのではなく、実際に暮らす人のことを最優先に考えた住宅づくりが感じられます。
快適な暮らしを実現するために、外と内の環境を緩やかに繋いでいる設計は見事。
デザイン感覚を学ぶにはピッタリの一冊なので、マイホームを建てたい方には間違いなくおすすめです。
タイトルは「とっておき住宅デザイン図鑑」ですが、むしろ副タイトルの「心地よい住まいをつくるルール200」の方が中身にはぴったり。
単なる図面集ではなく、「快適な暮らしをどうすれば実現できるか」を追求した住宅設計本に。
写真がたくさん載っていますが、どれも実際に暮らす人達のライフスタイルを捉えていて、設計によって暮らしがこんなに変わるのがビックリです。
9位 住宅設計のプロが必ず身につける建築のスケール感
建築において最も重要な能力・教養の1つである“スケール感”を獲得できるのが「建築のスケール感」。
距離や大きさを直感的に感じ取ることができる感覚。
「建築のスケール感」では、寸法を知るための方法をイラストで分かりやすく図解。
様々な寸法を暗記しなくても、本を読むだけで“スケール感”を獲得できるようになっています。
「建築のスケール感」の評判・口コミ
“スケール感”の身に付け方が分からず、ずっと悩んでいました。
何冊か住宅設計本を読んでみたんですが、“スケール感”については文章ばかりで、「寸=〇㎝」と丸暗記するばかり。
でも、「建築のスケール感」ではイラストで寸法の意味を教えてくれるから、自然とスケール感が身に付いてくるのが分かります。
「スケール感=経験」とも思ってきましたが、本を読むだけで獲得できるなんてビックリです!
今までは、家の大きさを考えてから、空間を仕切るという考え方をしていました。
でも本書を読むと、まず必要な各部屋の空間があり、その「間」でプランが決まることがよく分かります。
間取りの考え方が変わるので、注文住宅を建てる人は絶対に読んだ方がいいですよ!
10位 すごい平屋
心地よい平屋づくりのポイントを、一目でわかる立体イラストで解説しているのが「すごい平屋」。
本書では、
- 暮らしやすい平屋の間取り
- バリアフリー、防犯対策
- 温熱環境や耐震・設備設計のカンどころ
など、30人の敏腕設計者が手がけた60軒以上の平屋を徹底解剖。
この1冊で設計のすべてが分かるので、平屋に住みたい人・つくりたい人に必読の書になっています。
関連 【平屋本のおすすめ5+5選】シンプルな間取り集・雑誌ならどれがいい?
「すごい平屋」の評判・口コミ
平屋の実例が立体化されたイラストで豊富に掲載されているのが本書の特徴かな。
図面だけだと分かりにくい点もすぐにイメージでき、とても勉強になりました。
ほとんどの平屋本は1人の建築家が書いているので、考え方が偏っていたり、到底真似できないよう家ばかり。
でも、「すごい平屋」は30人もの建築家が書いているから、いろんな考え方が吸収できます。
建築例もごく一般的なものばかりなので、参考になる点がいっぱいありますよ!
11位 最高の二世帯住宅をデザインする方法
経験豊富な建築家グループによる住宅設計の方法を書いたのが「最高の二世帯住宅をデザインする方法」。
「最高の二世帯住宅をデザインする方法」では、
- 二世帯住宅ではどんなことを検討すべきか?
- どれくらいの建築費用が必要なのか?
- どんな間取りにしたら快適に過ごせるのか?
など、実際の事例を元に「最高の二世帯住宅」をつくるための秘訣を徹底解説しています。
関連 【二世帯住宅本おすすめランキング】間取りプランを成功させたいならコレ!
「最高の二世帯住宅をデザインする方法」の評判・口コミ
「二世帯住宅をデザインする方法」には、実際の設計図がたくさん掲載されているから、見ているだけでワクワクしてきます。
しかも、「同居プラン」や「部分共有プラン」・「完全分離プラン」まで網羅されているので、自分の要望と近い間取り図が絶対に見つかると思いますよ。
「家づくり本」って一人で書いている本が多いから、設計の考え方が偏りがちなんですよね。
でも、「二世帯住宅をデザインする方法」は10人以上の建築家の共著。
それぞれの建築家が『どんな考え方で設計したのか』が詳しく書かれているから、設計のポイントが丸わかり。
キッチンやトイレ・玄関などの細かい設計の仕方まで載っているから、自宅の間取りの参考になること間違いなしです。
【まとめ】「住宅設計本」は注文住宅や家づくりの勉強に最適
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住宅設計本のおすすめをまとめます。
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1位 | 住まいの解剖図鑑 |
2位 | 新米建築士の教科書 |
3位 | あたらしい家づくりの教科書 |
4位 | 間取りの方程式 |
5位 | 建築知識ビルダーズ |
6位 | 家を建てたくなったら |
7位 | 伊礼智の住宅設計作法(心地よさのものさし) |
8位 | とっておき住宅デザイン図鑑 |
9位 | 住宅のプロが必ず身につける建築のスケール感 |
10位 | すごい平屋 |
11位 | 最高の二世帯住宅をデザインする方法 |
本を読むだけで、新人建築士が経験する2~3年分の知識を先取りすることが可能。
プロの建築士として活躍したいなら、書籍で正しい技術を得ることが大切です。
あなたに合った理想の注文住宅を手に入れる方法
注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
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設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
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