「たくさんの間取り本があるけど、どの本を読んだらいいのかしら…」
「住宅ローンも気になってるんだけど、どの本で勉強したらいいの…」
住宅設計に悩んでいる方の強い味方になってくれるのが「間取り本」。
私も多くの間取り本を熟読したおかげで、理想のマイホームを建てることに成功しています。
ただ、間取り本の中には著者の宣伝本も多く、購入して後悔している人が多いのも現実…。
書店員が教えない、間取り本の真実に迫っていくことにします。

【最新】間取り本のおすすめランキング15選

実際に読んで分かった間取り本ランキングは次の通りです。
1位 | 間取りの方程式 |
2位 | 住まいの解剖図鑑 |
3位 | 成功する収納デザイン |
4位 | すごい平屋 |
5位 | 伊礼智の「小さな家」70のレシピ |
6位 | とっておき住宅デザイン図鑑 |
7位 | 片付けの解剖図鑑 |
8位 | 小さな家のつくり方 |
9位 | 間取りのお手本 |
10位 | 小さな家の間取り解剖図鑑 |
11位 | 間取りのすごい新常識 |
12位 | 小さな平屋。自然を感じる、すこやかな暮らし |
13位 | 伊礼智のの住宅設計作法Ⅲ |
14位 | 最高の二世帯住宅をデザインする方法 |
15位 | 事故物件怪談 恐い間取り |
1位 間取りの方程式

ベテラン設計者たちが使っている、間取りを「正解」に導く方程式を記した書籍が『間取りの方程式』。
「間取りの方程式」では、プロのやり方を25の視点でセオリー化。
「間取りの方程式」で解き方を学べば、間取りを見る目が根本から変わってくるはずです。
「間取りの方程式」の評判・口コミ

住宅設計の基本的なルールががきちんと語られいるので、とても参考になりました。
設計に悩んだ時に読み返すと根本に戻って考え直すことができるし、型にはまらずに自分なりの応用ができるのも良かったです。

住宅設計の基本を解説しながら、同時に著者の飯田豊氏が実際に設計した間取りも紹介。
「本の内容」と「間取りプラン」を比べながら読み進めることができるので、とっても参考になりました。
2位 住まいの解剖図鑑



先人たちが積み重ねてきた住宅設計の定石を学ぶための書籍が「住まいの解剖図鑑」。
「住まいの解剖図鑑」では、ごく普通の住宅で当然のように作られている空間や装置を550点以上のイラスト付きで解説。
本書を読むことで、心地よい住宅を設計するため仕組みを学ぶことが可能になります。
関連 【建築本おすすめランキング13選】初心者が勉強すべき基礎知識ならコレで決まり!
「住まいの解剖図鑑」の評判・口コミ

「住まいの解剖図鑑」を読むと、家に求めるものが具体的になってきます。
自分が生活する上での必要な機能が明確になったので、逆に「何を削るべきか」がよく分かりました。
設計の優先順位に悩んでいる人にも、「住まいの解剖図鑑」はおすすめだと思います。

住宅設計の基本的な考え方がきちんと語られいるので、最初に読んで欲しい本。
設計に悩んだ時に読み返すと根本に戻って考え直すことができるし、型にはまらずに自分なりの応用ができるのも良かったです。
3位 成功する収納デザイン~暮らしが整う、ラクになる~



19名の人気建築家が”絶対に散らからない家の作り方”を教えるのが「成功する収納デザイン」。
「成功する収納デザイン」では、
- 動線
- 部屋ごとの収納計画術
- 造作家具
- モノの寸法
という4つの視点で「収納デザイン」を徹底解説。
本書を読めば、勝手に片付く住宅設計の秘密がすべて分かるようになっています。
成功する収納デザインの評判・口コミ

流行りの収納アドバイス本とは全く違って、住宅設計から「片付かない理由」を追求した本になっています。
収納に必要は寸法が具体的に書かれているし、1つ1つの収納物サイズの情報も満載。
こんなに細部まで丁寧に書かれているプランニング本はないから、戸建て住宅を考えている方には絶対に役立つと思いますよ。

住宅設計本なんですが、図解が豊富なので、説明がとても分かりやすくかったです。
しかも、実際に施工された写真もたくさん載っているので、見ているだけでアイディアが湧いてきます。
これから実際にマイホームの間取りを考えていくんですが、設計士さんとの話し合いが楽しみで仕方ありません。
4位 すごい平屋



心地よい平屋づくりのポイントを、一目でわかる立体イラストで解説しているのが「すごい平屋」。
本書では、
- 暮らしやすい平屋の間取り
- バリアフリー、防犯対策
- 温熱環境や耐震・設備設計のカンどころ
など、30人の敏腕設計者が手がけた60軒以上の平屋を徹底解剖。
この1冊で設計のすべてが分かるので、平屋に住みたい人・つくりたい人必読の書になっています。
関連 【平屋本のおすすめ5+5選】シンプルな間取り集・雑誌ならどれがいい?
「すごい平屋」の評判・口コミ

平屋の実例が立体化されたイラストで豊富に掲載されているのが本書の特徴かな。
図面だけだと分かりにくい点もすぐにイメージでき、とても勉強になりました。

「すごい平屋」の元になっているのは、人気建築誌「建築知識」の特集記事。
雑誌が発売された時も評判だったんですが、書籍化されたことで内容がさらに豊富に。
雑誌で分かりにくかった点や足りなかった点も載っているので、「建築知識」を持っている人も買った方がいいですよ!
5位 伊礼智の「小さな家」70のレシピ



小さな家づくりの達人である著者が、心地よい居場所づくりのアイデアをまとめたのが『伊礼智の「小さな家」70のレシピ』。
『小さな家70のレシピ』では、
- 小さな家の考え方
- 小さな家のプラン
- 小さな家の工夫
の3つに分けて、狭小住宅のポイントを解説。
写真や図面と共に「70のレシピ」を理解すれば、小さな家でも豊かに暮らすことが可能になります。
「伊礼智の小さな家70のレシピ」の評判・口コミ

人口が少なくなっているから、小さくても駅近の土地を買いたいと思っていました。
他の家づくり本も読んだんですが、どれも広大な敷地に大きな家を建てたモノばかりで参考にならず…。
その点、「小さな家70のレシピ」に載っているのは、狭小住宅の情報ばかり。
都市部で小さな土地での暮らしを考えている人には、参考になること間違いなしだと思います。

実際に建築した家の写真が載っているんですが、有名建築家が建てただけあって、オシャレな家がたくさん。
建築方法だけでなく、インテリアや植栽の様子も載っているから、家づくりの様々な場面で役立つと思います。
特に、「シンプル」・「和モダン」・「北欧」・「自然素材」などのテーマが気になっている人には、インテリアの参考にもおすすめですよ。
6位 とっておき住宅デザイン図鑑



快適かつ美しい、愛着のもてる家づくりの指南書が「とっておき住宅デザイン図鑑」。
心地よい住まいをつくる200のルールをオールカラーで掲載。
写真には“吹き出し”が付いていて、写真だけで内容が把握できる構成に。
写真と間取り図を見るだけで家づくりのポイントが理解できる、まるで図鑑のような住宅デザイン本になっています。
関連 【住宅デザイン本のおすすめランキング】建築家が叶える理想の家とは?
「とっておき住宅デザイン図鑑」の評判・口コミ

タイトルは「とっておき住宅デザイン図鑑」ですが、むしろ副タイトルの「心地よい住まいをつくるルール200」の方が中身にはぴったり。
単なる図面集ではなく、「快適な暮らしをどうすれば実現できるか」を追求した住宅設計本に。
写真がたくさん載っていますが、どれも実際に暮らす人達のライフスタイルを捉えていて、設計によって暮らしがこんなに変わるのがビックリです。

外観のデザインや素材の奇抜さにこだわるのではなく、実際に暮らす人のことを最優先に考えた住宅づくりが感じられます。
快適な暮らしを実現するために、外と内の環境を緩やかに繋いでいる設計は見事。
デザイン感覚を学ぶにはピッタリの一冊なので、マイホームを建てたい方には間違いなくおすすめです。
7位 片付けの解剖図鑑



「住まいの解剖図鑑シリーズ」の第2弾が『片づけの解剖図鑑』。
『片づけの解剖図鑑』では、「片付けやすさ」に観点をしぼり26通りの視点で住宅設計を解説。
「片付けの解剖図鑑」を読めば、「どのように家をつくれば、散らかりにくいのか」を建築的に見つめ直すことが可能になります。
片付けの解剖図鑑の評判・口コミ

イラストや”たとえ話”などがたくさん載っているので、簡単に内容ができ、とても読みやすかったです。
「片づけ」に焦点を当てていますが、住宅設計全般に共通する内容だと思うので、これから家を建てる人は読んでおいて損はないなと思います。

テレビや雑誌でも紹介されるような「絵になる暮らし」を否定しているのが本書の特徴かな。
デザインを重視した家は「収納力」が欠如しているので、実際の暮らしは不便になることがよく分かります。
本当に居心地のよい家を建てたい人には、間違いなく「片づけの解剖図鑑」はおすすめできますよ。
8位 小さな家のつくり方



人気女性建築家が考えた66の空間アイデアをまとめたのが「小さな家のつくり方」。
「小さな家のつくり方」では、
- 延床面積100平方メートル以下が理想的
- 小さいから、家も庭も隅々まで手入れが行き届く
- 不要なモノを自然に断捨離できる
など、小さくても豊かに暮らせる家づくりの方法を直伝。
新築だけでなく、リフォームにも役立つ知恵と工夫がいっぱいです。
関連 【狭小住宅のおすすめ本8選】ローコストでも理想の間取りは実現する?
小さな家の作り方の評判・口コミ

一般的な知識を書いた家づくり本が多いですが、本書には「小さな家でも豊かに暮らす」ために必要なアイデアばかり。
これだけ内容の濃い家づくり本は他にないので、とても勉強になりました。
本書を読めば「家づくりの固定観念」が外れていくので、1番最初に手にとるべき本だと思います。

有名な女性建築家が書いた本だけあって、女性ならではの視点が勉強になります。
特に「キッチンのあり方」や「収納の工夫」は、他では語られない内容ばかり。
スムーズな家事動線のつくり方が分かるから、日々の暮らしが楽になること間違いなしだと思います。
9位 間取りのお手本~間取り良ければすべて良し!~



全国4000軒以上の間取りの中から、51軒の住宅設計を厳選したのが「間取りのお手本」。
それぞれの間取りには6つのインデックスが付いているので、「こう住みたい!」から逆引きできるのが特徴です。
さらに「間取りのお手本」では、実際に家に住んでいる方へのインタビューも実施。
間取り図だけでは分からないリアルな生活を読み解くことが可能になっています。
「間取りのお手本」の評判・口コミ

元々、コラボハウスのインスタが好きだったので「間取りのお手本」を購入しました。
インスタだとイラストが中心ですが、本書には「間取り」と「写真」が合わせて載っているので、立体的に家をイメージすることができました。
建築家の設計テクニックを知りたいなら、「間取りのお手本」は読んだ方がいいですよ!

私自身も住宅設計を仕事にしていますが、同業者の私から見てもとても勉強になる一冊でした。
しかも誰が見ても分かるように丁寧に解説されているから、一般の方でも参考になること間違いなし。
正直言って「ここまで教えていいの?」と思える内容ばかりで、まさに「住宅設計の教科書」だと感じました。
10位 小さな家の間取り解剖図鑑



有名建築家である著者が実践してきた住宅設計のテクニックを、1冊にまとめたのが「小さな家の間取り解剖図鑑」。
「小さな家の間取り解剖図鑑」では、
- 1階フロアと2階フロア
- 親の寝室と子供部屋
- サニタリーと個室
など、部屋同士のつながりを重視。
本書を読めば、家族がバラバラにならない、みんなが心地よく生活できる住まいが実現できるようになります。
「小さな家の間取り解剖図鑑」の口コミ・評判

有名建築家である著者自身が手がけてきた住宅の中で、小さな家のつくり方についてまとめた本になっています。
しかも、部屋同士のつなげ方・広さの確保の仕方・光や風の取り入れ方・動線の考え方などは、どの家にも当てはまる内容ばかり。
普遍的な考え方が書かれているので、「すべての家づくりで使えるテクニック」だと思います。

「少しでも大きな家を建てたい」と考えていましたが、本書を読んで考え方が変わりました。
コンパクトだから動線が短く快適な生活になるし、建築予算も減るから住宅ローンの負担も楽に。
ムリして大きな家を建てる必要がないことが分かるから、家づくりで悩んでいる人には必見の本だと思います。
11位 間取りのすごい新常識~美しい住まいと家づくり~



40人の人気建築家に聞いた「住みやすい間取りの秘訣」を集めたのが『間取りのすごい新常識』。
いまどきの間取りの傾向から、
- 暮らしに役立つ13種の動線
- 快適な住まいを実現する立体的な工夫
- 美しくモノを配置する収納計画
まで、すぐに生かせる間取りのルール・アイデアが満載となっています。
「間取りの凄い新常識」の評判・口コミ

建築家の書いた「間取り本」は多くありますが、豪邸だったり、あまりにオシャレ過ぎたりで、一般人では手の出せない内容ばかり。
でも、「間取りの新常識」には一般家庭の具体的な間取りがたくさん載っていて、「これなら私もマネできる」と感じるモノもたくさん。
共働きで家事に時間が避けない私には、動線の考え方はまさに目から鱗が落ちました。

「間取りのすごい新常識」で特に役立ったのが、巻末に付いている『モノのサイズ事典』。
部屋ごとに収納されるモノをリストアップされているので、収納スペースを考えるのに役立ちました。
しかも収納ツールのサイズまで提示している、片付く家づくりを目指している人には必見ですよ!
12位 小さな平屋。自然を感じる、すこやかな暮らし



13の建築設計事務所によって建てられた、13軒の幸せな住まいを特集したのが「小さな平屋」。
- 通り土間で庭と畑をつないだ晴耕雨読の暮らし
- 子どもが内と外を自由に行き来する土間リビング
- 20坪の住まいにアトリエを構える定年後の家
など、小さいながらも、おおらかに・穏やかな暮らしを存分に楽しめる設計ポイントが分かる内容になっています。
関連 【平屋本のおすすめ5+5選】シンプルな間取り集・雑誌ならどれがいい?
「小さな平屋。」の評判・口コミ
『小さな平屋。自然を感じる、すこやかな暮らし』読了。住み心地の良さそうな平屋の事例がたっぷり。薪ストーブや庭に近い暮らしはやはり憧れる。メンテナンスのしやすさ、劣化のしにくさも平屋の隠れた魅力。外部も含め、住まい全体に手や目が行き届くので、住まいをより愛おしむことができると思う。 pic.twitter.com/3xgwjay9G9
— Yoshiki (@Yoshiki0303_abc) March 26, 2020

「小さな平屋。」には13軒の住宅設計が詳しく載っていますが、建主のタイプも様々。
子供を含めた3~4人の家族だけでなく、「子供がいない夫婦二人」や「終の住処」など様々な建主の平屋が載っていてバリエーションが豊富です。
自分に近い建主が見つかるので、あなたの理想とする平屋の形が見えてくると思いますよ。
13位 伊礼智の住宅設計作法III「心地よさのものさし」



人気建築家である伊礼智氏が、「性能と意匠」を両立させた自身の設計方法について書き下ろしたのが「住宅設計作法Ⅲ」。
「住宅設計作法Ⅲ」では、
- 写真
- 図面
- 詳細図
- 性能表
まで掲載して、設計した8軒の住宅を徹底的に解説。
「住宅設計作法Ⅲ」を読めば、「何を”ものさし”とし、心地よさ(性能)と佇まいの美しさ(意匠)をどう調和させるのか」がすべて分かるようになっています。
関連 【住宅設計本おすすめ11選】勉強したいならコレで決まり!
「伊礼智の住宅設計作法III」の評判・口コミ

作法シリーズ第3作目の本ですが、毎回自身の設計方法を写真で分かりやすく紹介してくれるから、どの本も勉強になることばかりです。
しかも今回は「性能と意匠の戦い」がテーマ。
今作では8件の住宅事例が紹介されていて、すべて住宅で性能数値(C値、Q値、Ua値など)を公開されています。
断熱仕様や空調関係の情報も同時にオープンになっているから、設計者の参考になること間違いなし。
もちろん、いつもの「空間的な豊かさ」も健在。
性能面が注目される傾向にありますが、開口部や外構の重要性はもっと多くの人に伝わって欲しいなと思います。

実際に設計した家の写真が大量に紹介されているから、初心者でも分かりやすい。
建築家を伊礼智さんが、どんなことを考えながら設計していて、実際にどんな形で仕上がってくるのかが、よく伝わってきます。
本を眺めているだけで心地よい空間にいる気持ちにさせてくれるのも本書の特徴。
これから家を建てる人なら、絶対に買った方がいいですよ。
14位 最高の二世帯住宅をデザインする方法



経験豊富な建築家グループによる住宅設計の方法を書いたのが「最高の二世帯住宅をデザインする方法」。
「最高の二世帯住宅をデザインする方法」では、
- 二世帯住宅ではどんなことを検討すべきか?
- どれくらいの建築費用が必要なのか?
- どんな間取りにしたら快適に過ごせるのか?
など、実際の事例を元に「最高の二世帯住宅」をつくるための秘訣を徹底解説しています。
関連 【二世帯住宅本おすすめランキング9選】おしゃれに成功させたいならコレ!
「最高の二世帯住宅をデザインする方法」の評判・口コミ

「二世帯住宅をデザインする方法」には、実際の設計図がたくさん掲載されているから、見ているだけでワクワクしてきます。
しかも、「同居プラン」や「部分共有プラン」・「完全分離プラン」まで網羅されているので、自分の要望と近い間取り図が絶対に見つかると思いますよ。

「家づくり本」って一人で書いている本が多いから、設計の考え方が偏りがちなんですよね。
でも、「二世帯住宅をデザインする方法」は10人以上の建築家の共著。
それぞれの建築家が『どんな考え方で設計したのか』が詳しく書かれているから、設計のポイントが丸わかり。
キッチンやトイレ・玄関などの細かい設計の仕方まで載っているから、自宅の間取りの参考になること間違いなしです。
15位 ミステリー好きなら「事故物件怪談 怖い間取り」



いわくつきの部屋に一人の芸人が住んだ体験談を本にしたのが「事故物件怪談 恐い間取り」。
本書では、
- 殺人
- 自殺
- 孤独死
など、“訳あり物件”で起こった怪奇現象を間取り付きで紹介。
リアルに“死”の恐怖を感じることで、“生きている”ことをより実感できる内容になっています。
「事故物件怪談恐い間取り」の評判・口コミ

今まで何冊も実話系の怪談本を読んできましたが、「どうだ怖いだろう!」と押し付けるような恐怖感を出しているものばかり。
あまりに大袈裟な話になると白々しく感じられて、途中で飽きてしまうんですよね。
でも、本書は淡々と簡潔に話が進んでいくので、「恐怖の押し付け」が一切ありません。
染み込むようにジワジワと恐怖が広がってくるので、一人きりだととてもじゃないですが読めないと思いますよ。

事故物件や心霊スポットのエピソードが満載で、久しぶりに本物の怪奇本に出会えた気がします。
それぞれのエピソードで因果関係がハッキリしないから、逆にリアル感が出ています。
間取りだけでなく実際の映像写真も多いので、よけいに怖さが倍増しました。
本書を読んで初めて著者のことを知ったのですが、これからの活動が楽しみです。
理想の間取りを叶えるには、建築家のテクニックを学ぶことが重要。本を読んで正しい知識を得れば、間取りを見る目が根本から変わってくるはずです。

間取り図本と一緒に読んで欲しい「家づくり本」も紹介

家づくりのことを知りたいなら、次の5つの本がおすすめです。
- あたらしい家づくりの教科書
- 家を建てたくなったら
- 成功する住宅購入の教科書
- 家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
- 萩野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ
1 新しい家づくりの教科書
はじめて家を建てる人を対象に、高性能なエコハウスの意義を伝えてくれるのが「あたらしい家づくりの教科書」。
本書では、家づくりの最前線で活躍する9人のエキスパートが、
- 健康
- 光熱費
- デザイン
- 暮らし方
まで、それぞれの専門性を生かして徹底解説。
目に見えない部分を、分かりやすいイラストや写真・説得力のある言葉で表現している必見の1冊になっています。
2 家を建てたくなったら
建築家とゼロから『いい家』を建てるための本が「家を建てたくなったら」。
「家を建てたくなったら」では、
- 建築家選び
- 土地探し
- 予算管理
- 間取り
- 建材
- 中古住宅リフォーム
など、人気建築家が「まず何から家づくりをスタートしたらいいのか」を丁寧に指南してくれます。
関連 【注文住宅本・雑誌おすすめランキング】勉強に最適なのはどれ?
3 成功する住宅購入の教科書~不動産のプロが自ら実践した最適な選び方~
不動産のプロが自ら実践してきたノウハウを公開しているのが「成功する住宅購入の教科書」。
「成功する住宅購入の教科書」では、
- 大きな買い物なので失敗したくない
- どのように進めていくのか分からなくて不安
など、住宅購入を考えている方の不安を解消。
付録にある「住宅購入のチェックシート」を合わせて活用すれば、失敗や後悔のない最適な住まいを手に入れることが可能になってきます。
関連 【家づくり本のおすすめランキング】家を建てる時の参考書を徹底解説
4 家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本
人気ブロガー”千日太郎”氏が、マイホームの資産価値についてまとめたのが『家を買うときに「お金で損したくない人」が読む本』。
本書では、
- 新築一戸建て
- 中古マンション
- リノベーション
まで含めて、マイホームに必要な金融・不動産・税金などの知識を分かりやすく解説しています。
関連 【住宅ローン本のおすすめ5+5選】基礎知識が分かるのはどれ?
5 萩野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ
これまでの造園や外構の本とは一味も二味も違う、緑にまつわる“美しい住まい”のつくり方をまとめたのが『荻野寿也の「美しい住まいの緑」85のレシピ』。
幅広い層から依頼が絶えない人気造園家の庭づくりについて、
- 50以上の住宅実例
- 樹木のお手入れ方法
- 140種の特性をまとめた植物図鑑
など、多彩な写真や図面とともに解説。
これから家を建てる人、庭や植栽を積極的に取り入れたいプロにも必読の1冊となっています。
関連 【外構(庭・エクステリア)本のおすすめ7選】家を新築するならどれ?
間取り図を考えるなら「住宅デザイン」や「外構」と合わせて考えるのがおすすめ。理想のマイホームを叶える1番の近道です。
【まとめ】注文住宅なら「家の間取りの本」での勉強が必須!
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間取り本のおすすめランキングをまとめます。
1位 | 間取りの方程式 |
2位 | 住まいの解剖図鑑 |
3位 | 成功する収納デザイン |
4位 | すごい平屋 |
5位 | 伊礼智の「小さな家」70のレシピ |
6位 | とっておき住宅デザイン図鑑 |
7位 | 片付けの解剖図鑑 |
8位 | 小さな家のつくり方 |
9位 | 間取りのお手本 |
10位 | 小さな家の間取り解剖図鑑 |
11位 | 間取りのすごい新常識 |
12位 | 小さな平屋。自然を感じる、すこやかな暮らし |
13位 | 伊礼智のの住宅設計作法Ⅲ |
14位 | 最高の二世帯住宅をデザインする方法 |
15位 | 事故物件怪談 恐い間取り |
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
相見積もりを取れば、安くて品質の高い注文住宅を建てることができますよ。
>>>【注文住宅一括見積もりランキング】口コミに隠されたデメリットは?
あなたに合った理想の住宅を手に入れる方法

注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
思い悩み、家づくりがなかなか進まなかった私が頼ったのが「タウンライフ家づくり」。

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私が何よりもうれしかったのは、要望をくみ取った間取りを作成してくれる所。

実際に、積水ハウスさんからこんなステキな間取りをいただいています。

「強引な勧誘がないか」と心配していましたが、私の所には1本の電話もかかってきていません(メールでの勧誘はあります)。
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