「家を建てるまにどれくらいの時間がかかるの…」
「家が完成するまでに、どんなことをしないといけないの…」
注文住宅を建てるメリットは、建物の構造や間取り、設備を自分の希望通りにできること。
反面、家が建つまでに多くの時間がかかり、打ち合わせや工事などやらなければならないこともたくさんあります。
実際、私も一条工務店で家を建てましたが、今までに経験したことのないことばかりだったので、戸惑いの連続でした。
関連 【一条工務店の真実】評判・坪単価は?アイスマートを建てた12の感想
ほとんどの人にとって「家を建てる」なんて経験一度あるかないかですから、同じように迷われている方も多いはず。
そこで私の経験を元に、家が建つまでのポイントを徹底解説することにします。
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家(注文住宅)を建てるまでの期間とスケジュール表
注文住宅を建てたいと思う方の中には、小学校の入学など「いつまでに家を建てたい」と考える人も多くいます。
ただ、建売やマンションと違い、注文住宅はすぐに建つモノではありません。
- 工務店とハウスメーカーの違い
- 家が建つまでの大まかなスケジュール表
1 工務店とハウスメーカーの違い
「大手ハウスメーカー」と「地元の工務店」では家ができるまでの工期に違いがあります。
- ハウスメーカー:約3か月
- 工務店:約5か月
大手ハウスメーカーの工期が短いのは、自社工場である程度部品を組み立てて現場に運び、現場では設置するだけにしているから。
工務店は工期が長いですが、建主の要望を聞きながらプランを作成していくので、より思い通りの家を建てやすくなっています。
2 4月入学に合わせたスケジュール表
大手ハウスメーカーであれば3か月あれば家を建てることはできますが、あくまで最速での話。
半年から1年はかかるものだと考えて行動しないと、後で公開したり失敗の原因になります。
家が建つまで半年とした場合のスケジュール表
展示場見学 | 7月 |
ハウスメーカーとの契約 | 8月 |
土地探し | 9月 |
間取りの打ち合わせ | 10月 |
工事の着工 | 11月 |
引き渡し | 2月 |
実際の工期は、家づくりこだわればこだわるほど期間が延びていくモノ。1年間かけるつもりで行動した方が、気持ちに余裕が出るので安心して行動できます。
家作り(注文住宅)の流れ【契約まで】
注文住宅を建てるまでの工程は着工前と着工後に分けて考えた方が分かりやすくなります。
家の工事が始まるまでは建主自身が動くことが多いので、スケジュール調整に苦労します。
1 ハウスメーカーとの契約
↓
2 敷地調査
↓
3 プラン打ち合わせ
↓
4 住宅ローンの申し込み
↓
5 地盤調査
↓
6 本契約(工事請負契約)
↓
着工
1 ハウスメーカーとの仮契約
地元の工務店まで合わせると全国にハウスメーカーは数限りなくあります。
「積水ハウス」や「三井ホーム」など大手8社ハウスメーカーだけ見ても、それぞれに特徴や得意・不得意があるモノ。
ハウスメーカーとの契約で気をつけて欲しいことは2つあります。
- 家造りの優先順位を決める
- ハウスメーカーの情報を集める
① 家造りの優先順位を決める
ハウスメーカー選びのポイントは、「家族にとって理想の家とは何か」を考え優先順位を決めることです。
- 木造や鉄骨などの構造
- 坪単価
- デザイン性
- 家の性能
- 住まいの設備
優先順位を決める時は、家族で話し合うことが大切です。
人によって「何を家に求めるか」は違うので、お互いの意見を取り入れることで、家族にとっての理想の家の形が出来上がります。
優先順位が決まれば、自然と自分達に合うハウスメーカーが見えてくるはず。
② ハウスメーカーの情報を集める
展示場にあるモデルハウスだけを見てハウスメーカーを決めるのは危険です。
展示場にある家は広い敷地に贅沢な設備で造られるいるので、実際の家はモデルハウスのようには決してなりません。
ハウスメーカーの本当の姿を知るには、「住まいの見学会」などに足を運んだり、インターネットや住宅情報誌で情報収集をしたりすることが欠かせません。
一番お手軽な方法は、住宅カタログを集めること。
ネットを利用すれば、無料でわずか2分で一括請求ができるので、忙しい人にこそおすすめです。
関連 【ハウスメーカー資料一括請求の教科書】注文住宅用カタログの必要性とは?
2 土地探し
「家造りは土地探しから始まる」と言っても過言ではありません。
- 住みたい地域
- 土地の広さ
- 予算
- 周辺の環境
土地を探す場合、自分で不動産業者を訪ねて回ることもできますが、業者によって管理している土地が違うのでかなり大変。
1人で不安な場合は、ハウスメーカーに頼むのもおすすめの方法。
建主の希望に沿った土地をプロの視点から探してくれて、不動産業者との交渉までしてくれます。
関連 一条工務店【分譲地住宅】5つのデメリット!土地探しでの注意は?
2 敷地調査
プランを作成するためには敷地の正確なデータが必要です。
敷地にはさまざまな法規制がかかっており、自分の土地だからと好き勝手に建てることはできません。
ハウスメーカーに頼めば、ほとんどの場合無料で行ってくれます。
関連 新築【土地の測量】費用は安い?現況測量の方法や立会いを解説
3 本格的なプラン打ち合わせ
本格的なプランの打ち合わせは、ハウスメーカーとの契約後、設計士していくことになります。
- 間取りプラン
- 壁紙・アクセントクロス
- 照明・コンセント
① 間取りプラン
住みやすい家は、間取りによって決まってきます。
- 動線
- 部屋の広さ
- 採光
- 通風
ハウスメーカー選びと同じように、家族にとって優先すべきポイントを決めて間取りを考えると打ち合わせがスムーズに進みます。
ただ、工法による制限やハウスメーカーの独自のルールによって、思うような間取りが実現しないことも多々あります。
関連 一条工務店【間取り図】ルールとプラン!理想のアイスマートを建てる方法
② 壁紙・アクセントクロス
部屋の中で一番面積が広くなる壁紙は、インテリアをイメージする左右する重要なアイテム。
特にアクセントクロスは、部屋の雰囲気がガラリと変わるので、選ぶときに注意が必要です。
③ 照明・コンセント
新しく家での生活に期待が膨らみますが、実際に住んでみると使いづらさが気になってきます。
特に後悔・失敗しやすいのが照明・やコンセントの位置と高さ。
ただ、ポイントをおさえれば、使い勝手の良い配置を考えることができます。
関連 【配置図公開】便利なコンセントの位置は?新築一戸建てで失敗しない方法
4 地盤調査
どんなに立派な家を建てても、地盤がもろければすぐに倒壊してしまいます。
ただ、地盤は目て確認することはできません。一見頑丈そうな地盤でも、実は軟弱な場合が多々あります。
地盤調査自体は無料で実施しているところがほとんどですが、地盤補強の追加費用が100万円を超えることも珍しくありません。
一条工務店で建てた我が家も、地盤改良費として100万円がかかり資金計画を見直すことになりました。
5 住宅ローンの申し込み
何千万円となる住宅ローン選びを間違えると大変なことになります。
住宅ローン選びのポイントは
- 金利
- 保証
- 手数料
- 特典
などたくさん。
大手ハウスメーカーの中には提携ローンを用意しているとこもありますが、必ずしもあなたに合ったプランがあるとは限りません。
自分に合った理想の住宅ローンを見つけるには、各銀行のプランを幅広く検討することが大切になってきます。
以前はそれぞれの銀行を自分から出向いていく必要がありましたが、今ではネットから一括審査をする方法が主流になってきています。
関連 【住宅ローン一括審査】住宅本舗のデメリットは危険?大丈夫?
7 本契約(工事請負契約)
すべてのプランが決まれば、ハウスメーカーと本契約(工事請負契約)を結ぶことに。
家の建築費用も決まるので、もう一度予算オーバーになっていないか確認することが大切です。
本契約後のプラン変更は原則できませんし、変更する場合は多額の費用がかかってきます。
関連 一条工務店【着手承諾】後で図面変更や解約、コンセント追加は可能?
本契約を結ぶまで、建主自身がやらなければならないことはたくさん。スケジュール調整が大切になってきます。
家(注文住宅)が建つまで【工事の流れと工程】
本契約を結び終わると、後はハウスメーカーが家の工事を進めてくれます。
建主が直接かかわることは少なくなりますが、いくつか考えなければならないことが出てきます。
7 着工・地鎮祭
↓
8 上棟・棟上げ
↓
9 竣工検査
↓
10 引き渡し
7 地鎮祭・着工
敷地に古家がある場合は、解体工事をしてから地鎮祭を行います。
地鎮祭は土地神を沈め、工事の安全を祈願する大事な儀式ですが、最近はしない家も…。
工事が始まる地鎮祭に合わせて、近所の方にあいさつ回りをすることも大切な礼儀の1つです。
8 上棟・棟上げ
基礎工事が終われば、家の柱や梁を組み立てる『上棟・棟上げ』が行われます。
以前は大工さんの労をねぎらう意味でも上棟式をしていましたが、最近では半数近くの家が上棟式を行っていません。
上棟は2・3日で終わる場合がほとんどで、家の形が一気に出来上がっていく様子は圧巻です。
関連 【上棟】と【棟上げ】の違いと意味!差し入れ・雨、祝儀の心配は?
9 竣工検査
家の工事が終われば竣工検査を受けることになります。
図面通りに家が建っているかをチェックするの竣工検査の目的。
竣工検査の後には、建主が立ち会う施主検査がありますが、最近は立会いをしない人も増えてきています。
ただ、「任せておけば大丈夫だろう!」と考えるのは危険。
どの家にも細かい建築ミスは付きモノなので、後でトラブルになるのを防ぐためにも立ち会うことをおすすめします。
関連 竣工(施主)検査で発覚した8つのトラブル!立会いのポイントは9つ
10 完成・引き渡し
引き渡しが終わり、鍵を受け取れば、いよいよマイホームがあなたのモノに…。
でも、引き渡し後スムーズに新生活を迎えるためには、
- 引っ越しの準備
- 火災保険の申し込み
を事前に済ませておくことが大切です。
関連 新築【家の引き渡し】当日の流れとチェックリスト!お礼や時間は?
【家造りの流れ】まとめ
家づくりの流れのポイントをまとめます。
POINT
- 家づくりには1年間かけてつもりで動くと、気持ちに余裕ができる
- 着工まではスケジュール調整が大切
- 家の工事が始まれば、火災保険の申し込みや引っ越しの準備が必要になってくる
注文住宅の価格が高くなるのは、広告費や人件費も大きな原因。
ただ、広告費や人件費分は値引きもされやすく、300万円以上の値引きをされることも…。
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注文住宅を建てると生活が快適になりますが、デメリットも多く失敗しがち。
失敗しやすい注文住宅を成功に導く一番のコツは
設計にとことん時間をかけること。
特に間取りは大切で、家族の要望に合わせた部屋の配置が大切になってきます。
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